6月以降の買ったお酒-「善知鳥」百四拾、「得月」「洗心」、「雪中梅」・純米、「越乃寒梅」・無垢


最近、お酒の報告を怠っています。なんと5月が最後でした。

いよいよ新酒の季節。秋も深まりお酒の美味しい季節です。6月以降に購入したお酒を紹介します。先心はまだ開けていません。


「善知鳥」・大吟醸・百四拾
  蔵元:西田酒造
  所在地:青森市油川大浜
  酒度:?、酸度:? 、アルコール度:16-17%
  酵母:?、米:華想い、精米歩合:40%
  (購入記録、2009年06月、720mL、2,600円)

「田酒」の蔵元、西田酒造店のお酒です。善知鳥と百四拾という聞きなれない名称が付いています。
まず、百四拾はお米「華想い」のことです。青森県の酒造組合や農業試験場が長年かけて開発した酒米で、試験場での名称青系酒・百四拾から来ています。
善知鳥は「うとう」と読みます。西田酒造店のHPに紹介記事があります。引用すると(2009年10月18日現在)
「善知鳥(うとう)」は、”チドリ目ウミスズメ科に属する海鳥。体長30㎝ほどの大きさで、背面は黒褐色、くちばしは橙色。くちばし基部に位置する特徴的な白い突起物から、海外では“Rhinoceros Auklet ”(サイウミスズメの意)と呼ばれる”。変わった名前は”アイヌ語で「突起」を意味する言葉”から来ている。
陸奥湾に多く生息し、青森の市の鳥となっている。また、青森市安方に「善知鳥神社」があるということです。

お酒は開けたてはほのかな香りですっきり系で辛口だが物足りなさを感じた。しかし、開栓後時間が経つと味に深みが増してきて、一日経つとまったく違った味になった。常温より一寸冷えたくらい(感覚的に15度くらい)が美味しかった。
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「得月」・純米大吟醸
  蔵元:朝日酒造
  所在地:新潟県長岡市
  酒度:+3.0、酸度:1.2 、アルコール度:15-16%
  酵母:?、米:ゆきの精、精米歩合:28%
  (購入記録、2009年09月、720mL、4,294円
       2009年10月、720mL、4,294円)

「久保田」の蔵元、c酒造の季節限定酒です。

「得月」の由来は朝日酒造のHPによれば”中国の蘇鱗が詠んだ詩「近水樓台先得月」(水に近き楼台は先ず月を得る)”だそうです。
このお酒のこだわりは母方に越路早生、父方にコシヒカリの血を受け継ぐ、新潟県産米「ゆきの精」を28%まで磨いて”いることです。”米が砕けないようにそこまで精米するには、三昼夜も時間をかける必要があります。玄米では楕円形だった「ゆきの精」は、仕込みに使われる時にはまん丸で、あたかも空に輝く満月のようです。”とあり、お米のサンプルが付いていました。
箱が特徴的で”「鳥獣戯画」をヒントに、うさぎが月見をしながら宴を楽しんでいる風情をデザインしました”とあります。

これくらいお米を削ると雑味無しです。こんなに美味しい酒があるのかと言う感じです。常温か常温より一寸低いくらいが香りもよく味もよい。冷やすといろんなものが引っ込んでバランスが崩れてきます。9月10月と2本も買ってしまいました。

「洗心」・純米大吟醸
  蔵元:朝日酒造
  所在地:新潟県長岡市
  酒度:+2.0、酸度:1.1 、アルコール度:15-16%
  酵母:?、米:たかね錦、精米歩合:28%
  (購入記録、2009年09月、720mL、4,935円)

これも朝日酒造のお酒です。「得月」と一緒に購入しました。
HPによれば”酒造りは米作りから、朝日酒造の新たな酒造りは、酒米「たかね錦」の減肥栽培から始まりました。精米歩合28%にまで磨き上げ、生まれ出たお酒は、瀟洒(しょうしゃ)な気品漂う純米大吟醸酒です。”
実はまだ飲んでいません。大吟醸なので飲みたくなる機会をゆっくり待っています。
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「雪中梅」・純米
  蔵元:丸山酒造場
  所在地:新潟県上越市
  酒度:-4.5、酸度:1.3 、アルコール度:15-16%
  酵母:協会10号、米:五百万石、山田錦、精米歩合:55%
  (購入記録、2009年09月、720mL、2、940円、箱なし)

この「雪中梅」と下記の「越乃寒梅」・無垢は娘のお勧めで買いました。
「雪中梅」・純米は期間限定酒です。昔ながらの甘めのお酒です。一寸物足りなさを感じます。
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「越乃寒梅」・無垢・特別純米
  蔵元:石本酒造
  所在地:新潟県新潟市
  酒度:?、酸度:? 、アルコール度:16-17%
  酵母:?、米:五百万石、精米歩合:60%
  (購入記録、2009年09月、1.8L、3,050円、箱なし)

昨年娘が特別本醸造の別撰を買ってきて「越乃寒梅」見直しました。あまりにも有名になったので避けていたところがありました。今回は特別純米の無垢です。2本も買ってしまいました。
WEBで見たら1本あたり倍の6,000円以上で流通していたのでびっくり。そんなに出すのであればもっと美味しいお酒がいくらでもあると思うのですが。ステータスを買うのでしょうか。
端麗辛口なので常温で楽しんでいます。程よい辛さで程よい旨さ。人気があるわけです。
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この間常備酒「田酒」・特別純米(1.8L 2,651円)は3本、辛口できりっと冷やして飲む用として「洌」(1.8L 2,240円)を買いました。


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by AT_fushigi | 2009-10-19 17:39 | お酒・ワイン | Comments(0)
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