レストラン(日本-和食)-東京(大森)-仲志満(再訪)


暑かったり寒かったり、急に雨が降ったり、不順な天候です。

米国の同僚が私が和食といっているものを食べたいということで、急なご要求だったので最近行った比較的近い「仲志満」に予約を入れました。
今回はちょっと違和感が残る組み立てでした。

■ お店 (再掲、席情報更新)

「仲志満」
-- 住所  大田区大森北1-11-11
-- 電話  03-3762-1765
-- 営業時間  [月~土] 18:00~23:00(L.O.22:00) [土] 12:00~14:30ランチあり
-- 定休日  日曜日 
-- カード  不可 
-- カウンター6席/4人席テーブル2

前回も思ったが「仲志満」の下(1F)にあるお魚を氷と発泡スチロールの箱に入れている飲み屋が気になる。今度行かなければ。

■ 料理

おまかせは事前予約で、5,000円、7,000円、10,000円のコースがある。前回7,000円で満足したが10,000円のコースにも興味があり予約した。前回聞いたときには、お皿が増えるのではなく材料が変るとのことだった。

先付:海胆の茶碗蒸し
前菜(八寸):アスパラガス豆腐、カワハギの子の花煮、ツブ貝、豆鯵のから揚げ
椀物:アボカドのスッポンスープ
造り:とり貝、金目鯛、中トロ、鮪(漬け)
煮物:鱧の玉葱煮
焼物:のどくろ
強肴:鮑のステーキ
ご飯:小柱炊き込みご飯
味噌汁

野菜がちょっと寂しいなあ。

■ お酒

「洌」 純米吟醸 
   蔵元:小嶋総本店
   所在地:山形県米沢市
   酒度:+9、酸度:1.4 、アルコール度:16-17%
   酵母:山形酵母、米:山田錦、精米歩合:40%
   (参考価格:1.8L 2,100円)
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「曙光」 純米吟醸 
   蔵元:熊澤酒造
   所在地:神奈川県茅ヶ崎市
   酒度:+3.5、酸度:1.2 、アルコール度:16-17%
   酵母:教会9号、米:山田錦、精米歩合:50%
   (参考価格:1.8L 3,000円)
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「天遊琳」 特別純米 限定瓶囲い 
   蔵元:タカハシ酒造
   所在地:三重県四日市市
   酒度:+4、酸度:1.8 、アルコール度:15-16%
   酵母:三重吟醸酵母、米:山田錦・兵庫夢錦、精米歩合:55%
   (参考価格:1.8L 2,940円)
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■ 食事

外は蒸し暑かったのでまずはビール。プレミアムモルツの中グラス。グラスが良く冷えてフロストしている。
まずはお店の定番、海胆の茶碗蒸し。同僚は海胆が好きとのことで最初から大喜び。
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前菜としてアスパラガス豆腐、カワハギの子の花煮、ツブ貝、豆鯵のから揚げ。カワハギの花煮は口に入れると独特の香りがして食感とともに幸せになれる一品。豆鯵は自分でも作るのでその上げ加減の難しさは良くわかる。ワタに火が通り苦味と甘みが調和したところで供されるとうなるばかり。アスパラ豆腐は珍しさ。
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お椀は和洋風。板場でアボカドを剥き始めたときは「えっ」と思ったがこれがスッポンスープに。これはアボカドが勝ちすぎてスッポンの実も少し崩れていて?かな。スープだけ食べるのがいいかもしれない。
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お造りは大満足。どれも美味しかったが金目鯛ととり貝は好物でもあり楽しんだ。ヅケは切ってではなく塊で漬けた様でしかも時間が少したっているようで気になった。
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(美味しそうだったので写真の前に箸を付けてしまった)
鱧の玉葱煮ははっきり行って好きではない。美味しい鱧が手に入らなかったということかもしれないが、鱧を殺していた。
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のどくろの塩焼きは大満足。この魚は脂が少し多いので塩焼きにするのが一番と思っている。焼き加減、塩加減文句無し。
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鮑のステーキ、味が少し濃い感じがした。醤油を少し控えたほうが素材のうまみがもっと出たと残念だ。
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「分けとくやま」伝統の炊き込みご飯。今回は小柱。これはいまいちかなあ。小柱固有の金属的な味と香りがあるので小柱だけでは苦しい感じ。
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おこげはいつも楽しみ。残りは同僚のためにおにぎりにしてくれた(感謝)。
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お酒は「洌」と「天遊琳」が気に入った。特に「洌」の芳醇な辛口に同僚と良い酒と認定。私は「七本槍」がなくなりそうなころに買って見ることにした。「曙光」は湘南大酒ということで珍しい酒。濃い口でもう少し辛口が私の好み。

■ 感想

前回に比べ少しがっかりした。前回は余り気が付かなかったが少し「あざとい」感じを持った。もっと素材を大事にした料理を出していただきたかった。
お刺身と塩焼きの美味しさから察するに、時期的に良い材料が手に入らなかったから手を多く入れたかもしれないと思うことにした。
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by AT_fushigi | 2008-06-28 11:49 | レストラン | Comments(0)
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