出張2008年9月-第八日目-ベルギー王立美術館(古典美術館)


ベルギー王立美術館です。世界的にも有名な美術館です。作品の数も多く、今回のようにランチを削っても3時間という短時間では足りないということが分かりました。次回は一日じっくり見たいと思います。

■ 美術館情報

ベルギー王立美術館
(Musees royaux des Beaux-Arts de Belgique/
Koninklijke Musea voor Schone Kunsten van Belgie)
-- Address: RUE DU MUSEE 9, B-1000, BRUXELLES
-- Telephone: 02-508-3211
-- HP: http://www.fine-arts-museum.be/
-- Opnen: [Tue-Sun] 10:00-12:00, 13:00-17:00 (現代美術館は午後は14:00-)
-- Closed: [Sun], Jan 1, Jan 2nd Thu, May 1, Nov 1, Nov 11, Dec 25
-- Guide: Audio guide (2.5EU)
-- Camera: No Flash
-- Restaurant: 11:00-15:00, Tea Room: 15:00-17:00

■ 美術館概要

本美術館の歴史は長くナポレオンの時代に遡る。
1801年ナポレオンがルーブルに蒐集した美術品をヨーロッパの15の新設美術館に分散することに。1803年、宮殿施設内にブリュッセル美術館として開設した。
その後、ナポレオンの失墜で略奪した美術品が返還され、当時オランダ支配下の本美術館にフランドルの作品が委託された。
1811年市立美術館となる。ウィリアム1世のもと収集物が増大。
1987年、古典作品が1980年落成のアルフォンス・バラの現古典美術館に移設される。
1964年に拡張工事開始、現在も進行中。
1984年に地下8階吹き抜けのある現近代美術館をオープン。
2009年マグリット美術館開館予定

本美術館は古典美術館、現代美術館、Wiertz美術館、Constantin Meunier美術館で構成される。年代別に展示されており15-16世紀、17-18世紀、19-20世紀の作品群が展示されている。
特別展示もあり、先週の日曜日まで「The British Royal Collectionのブリューゲル(Bruegel)とルーベンス(Rubens)」が展示されていた。残念ながら見る事はできなかった。

所蔵品は15世紀から20世紀までの約20,000点。ブリューゲル、ルーベンス、ヴァン・ダイク、ヨルダーンスら16、17世紀フランドルの巨匠たちにはじまり、クノップフ、アンソールら象徴派、さらにマグリット、デルヴォーらシュルレアリストなどの20世紀の作品15~18世紀の南部ネーデルラントの絵画を中心に展示。建物はアルフォンス・バラによるネオ・クラシック様式。近代美術館は、19~20世紀のベルギーおよび世界のアーチスト、アンソール、マグリット、ワウテルスなどの作品を中心に近代絵画、彫刻を展示。

場所は王宮近くにあり、ブリュッセル駅から徒歩で10分くらい。芸術の丘、アルバート一世国立図書館、シャルル・ドゥ・ロレーヌ宮の側を通り、ロワイヤル広場から徒歩一分のところ。壁に彫刻が飾ってあり往時を偲ばせる。
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■ 古典美術館鑑賞

チケット売り場に行くと古典・現代美術館共通で大人5.0EUであった。
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中のロビーのデスクで簡単なガイドリーフレットをもらう。
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案内されるまま正面に抜けチケットを切って貰い入場、っと表示が。「アスベスト撤去・改装のため15・16世紀作品展示は閉鎖、主な作品が2階の通常17・18世紀展示場に展示」とある。
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取り敢えず2階へ。吹き抜けのある館内に威厳がある。この左に主な15・16世紀の作品が展示されていた。
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ガイドブックによれば15世紀は教会絵画、財力を持った人々の肖像画が多いとある。
「フレマールの画家」と呼ばれる画家の「受胎告知」。
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ブルージュの画家アドリアン イーゼンブラント(ADRIAEN ISENBRANT)のブルージュの教会に関連した作品。
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ルーカス・クラナックの「ヴィーナスと愛(Amor)」。子供は蜂蜜を取って蜂に指されたらしい。右上の言葉が「愛の痛みはもっと辛い物」と言っているようだ。
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このほかメムリンクの肖像画や宗教画が多く展示されていた。

ガイドブックによれば16世紀はルネッサンスへの憧れが現れた作品とある。でも、興味はブリューゲル親子の作品。
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反対側の翼に移動する。17・18世紀の作品。
17世紀は宗教画やオランダ風景画が多いが、なんと言ってもルーベンス。
ピータ・ポール・ルーベンスの間。
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大型の絵画が並ぶ。
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隣の部屋の比較的小作品が展示されていた。有名な「イカルスの失墜」と「黒人の頭」。
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18世紀。この辺でオランダの美術品からフランス・イタリアなどの作品が多くなりオランダの衰退が想像される。
奥の静かな部屋にジャック・ルイ・ダヴィッドの絵が展示されていた。ここは展示の案内が悪いためか来る人も疎らでもったいない。「マラ」を独り占めしてしまった(監視の人もいない)。
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ダヴィッド最後の作品「ヴィーナスに武器を取り上げられたマルス」。
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その他フランス・フランケンIIの「バベルの塔」などもあった。
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最後に吹き抜けを撮影して現代美術館に向かう。
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入り口に戻ると現代美術館に行くエスカレータがある。
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by AT_fushigi | 2008-11-15 23:50 | 出張・旅行 | Trackback | Comments(0)
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