中国・韓国出張2009年01月-第五日目-週末旅行:世界遺産・昌徳宮(I)


第五日は土曜日で夜のフライトしか予約できなかったので、これ幸いと世界遺産、昌徳宮と宗廟(+昌慶宮)を見に行く予定にしていました。成田でガイドブックを買ってはいたのですが今日の朝食時に本格的に読みました。
午前中に娘に頼まれた買い物を免税店で済ませ(空港受け取りなので荷物無し)まず、昌徳宮です。朝ガイドブックで木曜日以外はガイドツアーしかないことを知り12:30のツアーに間に合うように行きました。

以下、解説は主に置いてあったリーフレットとガイドブックによります。

■ 概要
昌徳宮(チャンドックン)は太宗(テジョン)によって1405年に、景福宮(キョンボックン)の離宮として建てられた宮殿。豊臣秀吉の朝鮮出兵、文禄・慶長の役(1592-1598)で焼失。その後放置されていたが光海君(クエンヘグン)により1611年に再建された。山の地形に沿って自然と調和しながら建物が配置されている。ソウルに現存する宮殿で朝鮮時代宮殿の原型を最も多く残していると言われている。1997年ユネスコ世界遺産に登録された。
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■ 観覧情報(2008年1月現在)

入口:敦化門のみ
交通:地下鉄3号線安国駅徒歩数分
定休日:月曜日

観覧概要:4-11月の木曜日は自由回覧、それ以外は一般観覧でガイドツアー

[一般観覧]
入場時間:ガイドは韓国語、日本語。英語、中国語があり出発時間が決まっている。
  日本語は
     09:30、10:30、12:30、14:30、16:30 (ただし、16:30は3-10月のみ)
  ・ちなみに、ツアー時間は1時間20分
  ・解説が分からなくても一緒に回ることはできる。
  ・韓国語は9:15から30分毎にあり、その合間に他国言語の出発がある。
  ・最終入場時間は日没時間で変わるという断り書きもあるので注意。
観覧料:大人(満19歳~)3,000ウォン、小人(満7歳~)1,500ウォン、満6歳以下無料

[一般観覧]
入場時間:4-11月の木曜日:09:15-18:00 ただし入場締め切りは16:30
  ・音声ガイド(日本語あり)が無料貸与。ただし、パスポートなど身分証明書が必要。
観覧料:大人(満19歳~)15,000ウォン、小人(満7歳~)7,500ウォン、満6歳以下無料

公式HP:www.cdg.go.kr
その他:
  ・全域禁煙
  ・水以外の飲食物、ペット持ち込み禁止
  ・ガイドツアーで十分回れるので安いガイドツアーがお勧め。
  ・これ以外に玉流川、樂善斎エリアを回る特別観覧もある
   (それぞれ5,000ウォンでWEB予約しなければならない)。

入場券と入り口においてあったリーフレット。リーフレットは韓国語、日本語。英語、中国語。
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■ ツアー概要

敦化門に向かって左手にチケット売り場があり、チケット購入後時間に門に集合。ここにガイドツアーの案内やリーフレットが置いてある。
一緒に回ったのは総勢30人くらいだろうか。夏秋は数百人になると言う。
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チケットを切ってもらって中に入るとガイドさんがスピーカーで注意事項などを述べガイドが始まる。雪と言うことで山の道は危ないと言うことで山道コース無しで来た道を帰ると言う。
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■ 観覧(I)

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敦化門(トナムン)
昌徳宮の正門。韓国最古の宮廷門と言われている。「敦化」とは「民を教え導き感化させる」という意味。ここが入り口でもありガイドツアーの出発点。
なんといっても丹青(タンチョン)と言われる屋根の梁などに見られる極彩色の模様。色は草木を原料とし、木材の腐敗を防ぐ目的。宮殿や寺院用。
また、屋根の稜線に沿って雑像(チャップサン)と言われる西遊記の登場人物をかたどったと言われる像が載せられている。
これらはどの建物にも見られる。故宮とそっくりなので、当時の朝鮮宮廷がいかに中国の影響を受けていたか分かる。
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錦川橋(クムチョンギョ)
韓国最古の橋と言われている。下の川には今は水が流れていない。
韓国の宮廷では正門を入ると風水の決まりごとで川が流れ橋があるとのこと。川の流れで清めると言う意味があるようだ。
この橋は石作りで、2つのアーチがあるいわゆる眼鏡橋。亀と獅子の像(カイチ)が置かれて守られている。
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橋の手前に世界遺産登録の碑がある。
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進善門(チンソンムン)
ここから王の政治のエリアに入る。
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門を入るとガイドさんが「道の真ん中の一段高いところを王だけが通れた。」「自分の思う道を通ってください」と。しかし、王の道だけが雪掻きしているので...前方に粛章門(スッチャンムン)が見える。
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仁政門(インジョンムン)
進善門と粛章門の真ん中で曲がると仁政門がある。一番最高位の建物、仁政殿への入り口であり大きな門。
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仁政殿(インジョンジョン)
昌徳宮の正殿で王が公式行事を行った場所。現在のものは1803年再度焼失したので翌年再建したもの。棟瓦の花の模様は日本軍が格を下げるために付けたと言われている。
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仁政門から入ると左右に側近の控える位置を示す石が並んでいる。階段には中国故宮と同じく龍の石版が置いてある。
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正面の額と綺麗な丹青。宮殿の中に玉座がある。
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側面には防火用水用の金属の甕が置いてある。
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宣政殿(ソンジョンジョン)
王の執務室。現在残っている唯一の青瓦の屋根を持つ。青瓦は高価だとガイドが言っていた。
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次へ(中国・韓国出張2009年01月-第五日目-週末旅行:世界遺産・昌徳宮(II))  [目次]
by AT_fushigi | 2009-01-24 23:53 | 出張・旅行 | Trackback | Comments(2)
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Commented by ち~坊 at 2009-02-01 13:20 x
1ガイドに30人位が普通ですよねぇ・・・
私の時は、写真撮るのも大変な状況でした。
トーンダウンした冬の昌徳宮、朱色が映えてきれいですね。
昌慶宮には行っていないので次回の参考になりました。
お仕事の合間の短い時間で3箇所も見学とは・・・さすがです!
Commented by AT_fushigi at 2009-02-01 14:16
ち~坊さま
コメントありがとうございます。そうなんです。ち~坊さんの旅行記に数百人とあったのですが、冬でしかも雪の次の日だったためでしょうか30人程度でした。結構、人が写らないように写真を撮ることができました。昌徳宮がガイドツアーで時間が決まっていたので3つ回れました。自由観覧だと倍以上かかったでしょうね。季節毎に行ってみたいと思いました。
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