第63回女流画家協会展@東京都美術館


5月28日有給休暇をとって東京都美術館に「日本の美術館名品展」に行ってきました。同じ都美術館で開催されていた「女流画家協会展」に興味を引かれ観て来ました。

■ 概要

第63回「女流画家協会展」
-- 会場: 東京都美術館
-- 会期: 2009年5月21日~5月30日(14時)
    9:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
-- 休館日:月曜日
-- 料金 一般700円、大学生、高校生500円、中学生以下無料
-- 展覧会目録:500円
-- [概要] 目録に”女流画家の団結により芸術的向上を計り(図り?)、又新人の登竜門としての
    意味をもっ”た展示会。11名で発起。第一回は昭和22年7月。
    40回(昭和61年)からは毎年5月21日~30日に開催。
    今回(63回)は1219点から選ばれた450点が入選展示されている。
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■ 目録

図録は無く、目録500円。
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■ 展示会

450点の入選作が所狭しと掛けられている。どの作品も力作で熱心に見ていると時間がドンドン経って疲れてしまった。入場者は関係者が多いようで、足早に写真を撮って回っている人もいた。作品の前で記念撮影する人もいた。
カメラをロッカーに置いて来たので携帯電話のカメラで写真を撮る。あまり慣れていないので失敗も多く残念だが良い写真が取れたものもあった。
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■ 展示作品

以下に好きでかつよく撮れた写真で作品を紹介する。ブレたりピンと外れは非常に残念。大変失礼とは思うが推測で作者・作品名を書いた。
作家・作品名は図録に書いたメモからなので間違いがあると思われ、その場合は申し訳ありません。メモに作品名のキーワードを書いたのだが、これだけ作品があると似たようなタイトルがあり決められないものもあった。部屋を思い出しながら推測した。

入り口で石倉郁美「潮騒」と下の宇佐美明美「風韻」が目に付いた。
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この1年に亡くなられた方の遺作が3点。その内神戸文子の「青い扉(アルジェリア)」
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服部圭子の「romantic」だと思います。あいまいで申し訳ない。
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松岡滋子「愛」だと思います。申し訳ない。目立つ作品だった。
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秋田谷愛子「桜吹雪」
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笹森文「煌めく光の中で」。
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山本ひろの「回想のアラブ」だと思います。申し訳ない。
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泉湍津子「旅芸人・あしたに歩む」
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山田泉美「朱家角にて」
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越野あき子「予感・想」だと思います。申し訳ない。
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高山博子「昇華II」
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■ 感想など

450作品はさすがに多い。しかも、力作ぞろいと思った。来年も来たい展覧会だ。


[美術鑑賞2009]
by AT_fushigi | 2009-06-02 18:03 | 美術鑑賞・博物館 | Comments(2)
Commented by shinn-lily at 2009-06-03 21:38
女性が頑張っているなあという感じ、
励まされますね。
芸者さんといい、画家といい、頑張っている人や作品にふれることができるのは
生きていく栄養剤の役目をはたしてくれます。
Commented by AT_fushigi at 2009-06-04 13:05
shinn-lilyさま
なかなか見応えのある展覧会でした。
先生の指導も入っているのでしょうがレベルは高かったと思います。この中から世界に通用する画家が育っていって欲しいと思います。
PS:この展覧会は油彩だけだったと思います。私が見逃していなければ。京都駅吉兆の前通路で学生の日本画が展示されていますが「ウワー」というような作品も多くあります。日本画の女流画家の展覧会はあるのか調べてみたくなりました。
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