タイ出張2011年04月-週末旅行(I)-アユタヤ(4)-ワット・プラ・シー・サンペット

.
ワット・プラ・シー・サンペット(Wat phra Si Sanphet)は王宮の中の南に位置しています。下の写真の地図の下の四角がワット・プラ・シー・サンペットです。
c0153302_22445817.jpg

ワット(Wat)とついていますがここはアユタヤ王の遺骨が納められた寺院です。小型のチェディーと壁で囲まれた方形の塀の中に、3基の遺骨の納められた大型のチェディー(chedy)と東西に本堂・仏堂(viharn)・布薩堂(bot)が一直線に置かれています。この3基のチェディーは他のアユタヤの遺跡に比べ破壊が少なく当時の姿を残しています。

アユタヤ王朝の建国時者のラーマティボーディ1世(Ramathibodi I、1351-1369、別名ウートン(U-thong)王)はこの寺院の場所に宮殿を造営しました。
ボロマラチャティラート2世(Borommarachathirat II、1424-1448)の時代、1426年に宮殿が焼失したので、宮殿を北側に再建しました。
その子、トライロカナート王(Trailokanat、1448-1488)はこの地には王の守護寺院が建立されました。
更にその子、ボロマラチャティラート3世(Borommarachathirat III、1488-1491)の後、その弟、ラーマティボーディ2世(Ramathibodi II、1491-1529)が王位を引き継ぎます。
ラーマティボーディ2世は父、トライロカナート王と兄、ボロマラチャティラート3世の遺骨を納めたチェディーをこの地に建立しました。兄の3年という短い統治期間にその動機があるのかもしれません。
ラーマティボーディ2世は1500年に171kgと言われる金で覆われた高さ16mの立った仏像を建立し南東の仏堂に納められたそうです。
ラーマティボーディ2世が崩御し3基目のチェディーが西側に建てられ、遺骨が納められました。

1767年、アユタヤ王朝がビルマ王に滅ぼされた際、この寺院の建物も破壊され、金の仏像は金を取るために焼かれ芯の青銅だけが残ったそうです(その青銅は博物館に展示されているようです)。
c0153302_22465330.jpg

閑話休題

道路から暑い中をチェディーの上部を見ながら5分程度歩いて遺跡の入り口に着きます。入場料はガイドさんが払ったようですが30バーツらしいです。
入り口を入るとすぐ目の前にチェディーがあり、奥に破壊された寺院の遺構が見えます。
c0153302_22471291.jpg
c0153302_22472778.jpg

東に移動し、やっと3基のチェディーがカメラに収まります。
c0153302_22481556.jpg
c0153302_22482694.jpg

壁や柱が残る東側の遺構を廻ります。
南にあった仏堂の仏像。一体は破壊された頭部を張り合わせて復元したようです。
c0153302_22491316.jpg
c0153302_22492365.jpg

結界石(bai Sema)がここが布薩堂(bot)であることを示しています。
c0153302_22495942.jpg

本堂のほうに進むと頭部を切り取られた仏像が安置されていました。そして、赤レンガの四角い窓からモノトーンのチェディーが見えるのが印象的です。
c0153302_22525477.jpg

このあたりに黄金の仏立像が置かれていたようです。
c0153302_22533471.jpg
c0153302_22534389.jpg

大きなチェディーに向かいます。3基は1mくらいのテラスの上に置かれていて階段で上れます。
c0153302_22541861.jpg

王宮側から見たチェディーです。階段を上って中には入れると聞いていましたが階段の途中に立ち入り禁止とありました。
c0153302_22543483.jpg
c0153302_22544486.jpg
c0153302_22545485.jpg

更に西に向かうと、周りを囲むチェディーの上部が破壊されて落ちています。
c0153302_22555446.jpg
c0153302_2256567.jpg

東側の仏堂です。
c0153302_22565450.jpg

ぐるり廻って王宮の反対側から見た王のチェディーです。沙羅の木が満開です。
c0153302_22571549.jpg

さすが王の寺院でした。栄華を感じました。

c0153302_16184589.jpg



次へ(アユタヤ(5)-モンコン・ボピット、ワット・ロカヤスタ)    [週末旅行目次]
by AT_fushigi | 2011-06-03 22:42 | 出張・旅行 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://atxfushigi.exblog.jp/tb/16420052
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
<< タイ出張2011年04月-週末... タイ出張2011年04月-週末... >>