久しぶりに美術館に行ってきました。
最近忙しく、KABUKIや美術館に足を運ぶ機会が少なくなってしまいました。ストレス解消にも是非また行くようにしたいです。行く時間が無いように思ってしまうのは言い訳。行こうと思えば行けるのです。
入口で携帯でパチリ。暗くてぶれました。
とにかく本物は良い。
岩佐又兵衛の「官女観菊図」の繊細な線と菊の描画に見入ります。
続く浮世絵は写楽が3点あったのに他の作者は1点ずつ。欲求不満です。
抱一の「飛雪白鷺図」「秋草鶉図」にため息が出ます。
栖鳳「班猫」の細かな描写と猫の表情に足が止まります。
大観「燕山の巻」玉堂の2点と続きます。
華岳「裸婦図」はいつ見ても女性の美しさを良く表現されていると思います。
松園も3点が展示されていました。
別室の大観「心神」に圧倒され、
蓬春「梅雨晴」は絶対本物でなければ味わえないきらきらの色彩を楽しみました。
今回はタイトルからわかるように総花的な展示です。山種美術館の力を感じます。
でも、それぞれはすごいのですが、逆にちょっとずつという感じでフラストレーションも溜まります。「また会えた」見たいな、こういうのもありかなとも思いましたが、やはりテーマがあった方が展示会は満足度が高いと思いました。
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