まだロングドライブをしていない新車の足慣らしという取って付けたような理由で連休ドライブに出かけます。 「連休は温泉」と言っていた家族の意見で初日温泉宿、二日目は節約で街中のビジネスホテルを予約することにしました。いつものBooking.comで探しましたが、急に思い立ってではリーゾナブルな宿はなかなか見つかりませんでした。休日料金を意識して温泉宿は一人2万円以下、ビジネスホテルは一人5千円以下で探しましたがなかなか見つかりませんでした。幸い初日木曽福島に、二日目は浜松に予約が取れました。やはり連休中は高い。 気まま旅と言わなければよかったのですが、その雰囲気で朝8時半出発予定が10時半になってしまいました。まあ、言っても言わなくても「毎度のこと」で変わらなかったかもしれませんが。 急に友人と伊豆半島に出かけて昨日遅く帰宅し寝ている長女に、洗濯物の取り込みを頼んで出かけます。明日午後から雨という予報も気になります。 時間も時間なので最初予定していた「沼津で新鮮海鮮ランチ・富士山の西側ドライブ」はあきらめて諏訪大社に行くことにしました。諏訪は中途半端な時間に通過するので降りたことがありませんでした(サービスエリアから諏訪湖を見た記憶はありますが)。 今度の車で初めてNAVIが付いたので行き先を入力し出発です。子供たちからNAVIがない車は信じられないといわれていたのですが標準装備だったので…。しかし、中央高速まではNAVIは無視、何を言われても今まで使ってきた道を進みます。 快調に進んで諏訪大社の近くまで来ました。しかし、参道は屋台が出ていて通りにくそうでした。が、強引に侵入し、幸い鳥居の見えたところで無料駐車場を見つけ止めることができました。 屋台があって、駐車場には幟が多く旗めいていました。「御柱祭」とあります。 スマホでググって、初めて明日が「御柱祭」だということを知りました。気まま旅ではこういうサプライズがあって楽しいです。 諏訪大社の公式ホームページによれば 「諏訪大社(すわたいしゃ)は、長野県の諏訪湖の周辺に4箇所の境内地をもつ神社です。 信濃國一之宮。神位は正一位。全国各地にある諏訪神社総本社であり、 国内にある最も古い神社の一つとされております。諏訪大社の歴史は大変古く古事記の中では出雲を舞台に国譲りに反対して諏訪までやってきて、そこに国を築いたとあり、また日本書紀には持統天皇が勅使を派遣したと書かれています。 諏訪大社の特徴は、諏訪大社には本殿と呼ばれる建物がありません。代りに秋宮は一位の木を春宮は杉の木を御神木とし、上社は御山を御神体として拝しております。 古代の神社には社殿がなかったとも言われています。つまり、諏訪大社はその古くからの姿を残しております。 諏訪明神は古くは風・水の守護神で五穀豊穣を祈る神。また武勇の神として広く信迎され、現在は生命の根源・生活の源を守る神として御神徳は広大無辺で、多くの方が参拝に訪れます。」 4箇所とは「上社本宮」「上社前宮」「下社秋宮」「下社春宮」のことで、私たちはこの四社巡りをすることにしました。 「御柱」は「御柱祭(おんばしら)は7年目毎、寅と申の年に行われます。正式名称は「式年造営御柱大祭」といい宝殿の造り替え、また社殿の四隅に「御柱」と呼ばれる樹齢200年程の樅の巨木を曳建てる諏訪大社では最大の神事です。 勇壮さと熱狂的ぶりで、天下の大祭としても全国に知らている御柱祭は、古く、804年桓武天皇の御代から、信濃国一国をあげて奉仕がなされ盛大に行われる様になり、現在でも諏訪地方の氏子20万人以上と訪れる親戚、観光客がこぞって参加し、熱中するお祭です。 御柱祭は上社、下社それぞれに山から直径約1m、長さ約17m、重さ10tにもなる巨木を8本切り出し、上社は約20km、下社は約12kmの街道を、木遣りに合わせて人力のみで曳き、各お宮の四隅に建てるものです。 4月の「山出し」と5月の「里曳き」とがあり、山出しでは、たくさんの観衆が見守るなか巨木の御柱が次々と坂を下る「木落し」、上社では冷たい水が流れる川を曳き渡る「川越し」あり、男の度胸試しにふさわしい壮観な見せ場があります。里曳きでは、長持ち、騎馬行列など時代絵巻が見もの。」 7年目毎というのは6年毎ということで寅と申の年に建て替えられます。今年はその式年に当たり下記で神事が行われます。明日5月3日から上社に4本の柱を立てる里曳きが行われます。 さて、ここは上社本宮です。中に入りましょう。 ================================ ニュースで本宮の柱から落下してお一人亡くなったと報じていました。ご冥福をお祈りします。 ================================
by AT_fushigi
| 2016-05-07 12:07
| 出張・旅行
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