ヨーロッパ出張2007年12月-第二日目-ミラノ-Dinner

二日目のDinnerは現地営業の方のお気に入りで馴染のレストランに招待されました。自由時間がほしかったので午後9時現地集合にしました。ところが寒風吹くDuomoの屋根に登ったりしたので寒気がしてきました。街の夜をあきらめて5時過ぎにホテルの戻って、Dinnerに備えてベッドで睡眠。ハット目を覚ましたら8時50分、大急ぎで着替えて彼に電話し駆けつけました(目覚ましをストップしていたのすら覚えていないのです)。
街の真ん中を突っ切ったにも関らず9:20に無事到着。

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Antica Osteria Il Giardinetto
Via Tortona 19 - 20144 MILANO
Telephone: 02 8393807

オーナーは似ていない兄弟でシェフはどちらかの奥さんだそうです。マンマの味というわけです。入り口からバーを過ぎるとカラス張りの厨房があります。
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写真下部中央の2人の女性の左がシェフです(右のレディーは誰だったっけ、考えるのは後にして先に進めましょう)。
奥に案内されるとほぼ半分くらいの席が埋まっていました。これからだそうです。また、1組のアメリカ人グループを除いてイタリア人だそうです。まもなくオーナーの一人が来て営業の彼とイタリア語で話します。オーナーは静かな話し方をする人でした。後でAC Milanの熱狂的ファンと聞かされるのですがちょっと信じられません。
お馴染なのでいくつかの会話でメニューが決まったようです。私は食べられないものがあるか聞かれただけです(オーナーは英語を話します)。彼(営業のは取ってしまいましょう)曰く、今日のアレンジを聞いて特に気に入らないものが無かったのでそのままOKを出したのだそうです。一人のときは座れば次々出てくるのだそうです。ここに来るまでやはり相当回数通わなければならないそうです。

ワインは重いワインでした。ミラノの県であるLombardiのワインを選んでくれました。スイス国境に近いValtellinaの中のSforzatoというDOCGです。特殊な作り方をするらしくアルコール度が15%と高めです。そのせいかしっかりしたフルボディでありながらバランスよくすべての料理に合いました。

Sforzato di Valtellina
by Nera Pietro
Rosso 2002
Lombardi
Sforzato di Valtellina DOCG
Nebbiolo >90%
Alco: 15%
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最初にプロシュートとサラミです。サラミは2種(写真がぼけていますが)。パルマのサラミとサラミバローロというサラミです。後者はワインにつけて成熟させるらしいです。あまり塩辛くなく脂もおいしかったです。
ハムが2種。首の後ろと腹部です。首の後ろのハムは少し歯ごたえがあり少し甘いのですが噛むほどに美味しさが口に広がります。
写真以外に普通のプロシュートがでてきたのですが一人2切れだったのでぺろりと食べてしまいました。その香りの高貴なこと。一瞬ボーとしてしまいました。

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次はチーズの前菜(Antipasto)です。お皿の向うから時計回りに、プロシュートを添えたチーズのフライ、チーズを乗せて焼きトマトを添えたブリスケッタ、ゴルゴンゾーラチーズを挟んでチーズを乗せて焼いたパン、チーズの入った揚げニョキ。それぞれのチーズがどういう種類なのか良くわかっていません。ここはまだまだ未熟者です。
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ここからマンマの本領発揮、プリミの生パスタ3種です。同じ皿に食べると次々とついでくれます。ホウレン草を包んだパスタ、白いんげんとニョキ、ホウレン草入りニョキトマト味。最初のパスタはラビオリといっていいのでしょうか(言っていた様な)。後の二つのニョキはポテトが入っていないとオーナーが言っていました。ニョキってポテトが入るものと信じていました。色々聞きたいし、聞いたはずなのに食べるのに一所懸命だったせいかあまり詳しくわかっていません。この辺も未熟です
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さて、セコンド(Secondo)です。ここで更に未熟さを露見します。私は茹で牛の野菜ソース、彼は赤ワインソースを頼みました。ソースのいい香りに誘われ、かつビーフの軟らかさに「あっ」と言う間に食べてしまいました。彼が「食べる?」と赤ワインソースの一切れをお皿に乗せてくれたとき我に返りました。時既に遅しです。写真の様になってしまいました。この後、パンでソースをじっくり味わいました。
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チーズは4種。パルミジャーノ・レッジーニュとゴルゴンゾーラはわかったのですが残りも食したことはあっても名前が...写真の中の中央は蜂蜜、左手はたまねぎのジャムです。最初に若い人が市販のを持ってきてそれを皿に取り分けたところへオーナーが通りかかって怒って持ってこさせたのが色の濃いジャムです。香、味ぜんぜん違うものでした。香ばしく甘くないがしっかりした味のジャムでした。
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デザート(Dolce)はエスプレッソティラミス(Espresso Tiramisù)。注文を受けて作ります。ベースのスポンジに暖かいエスプレッソを浸み込ませ、作りたてのマスカルポーネ(mascarpone)のクリームを塗りたくってココアなどをトッピングしたものです。冷たいクリームと暖かいスポンジ、甘いクリームと苦いエスプレッソの反する食感、味のハーモニーとでも言うのでしょうか、二人とも最初は(彼も初めてだそうです)「ん!」と見合わせてパクパク食い付いてしまいました。あと12月なのでミラノのクリスマスケーキ、パネットーネ(panettone)。もちろんエスプレッソ。
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締めの食後酒(digestivo)はMirto di Contadinoがでてきました。サーディニア島(Sardinia)のリキュールとのこと。(帰って調べると)Mirtoとは銀梅花という植物らしいです。
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大満足です。この後、サッカー談義となり写真を見せてもらったりしました。このレストランなんと日曜日が定休日だそうです。AC Milanの応援に行くためとか。ジョークで無いと思いますが...最後は片づけをしていたシェフ(奥さん)も加わって、楽しい時間でした。ちょうどその時TVでサッカーの試合を放送しており「ゴーーール」大騒ぎになりました。明日7時ホテル出発なのに深夜12時過ぎまでレストランにいてよかったのかしら。良かったです。
by AT_fushigi | 2007-12-11 00:38 | 出張・旅行 | Trackback | Comments(2)
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Commented by tammys04 at 2007-12-11 03:40
サラミ2枚目の写真奥はcoppaですかね?コッパだとしたら、私は味わい深くて好きですね。
チーズの前菜、面白いですね、ゴルゴンを挟んでチーズで覆ったクロスティーニでしょうか?これはスカモルツァかな?
そうそう、ニョッキとは必ずしもポテトが入っているわけではないんですよね。
ほうれん草のニョッキはリコッタチーズと合わせてありませんでしたか?フィレンツェのとちょっと形は違うけれど。もしくは薄力粉だけかしら・・・
いずれにしても美味しそうですね。イタリアはやっぱりマンマご飯が美味しいのかな(男性コックさんの読者の方がいらしたら、ごめんなさい)
セコンドの写真を撮り忘れてしまったATさんの気持ちよ~く分ります。美味しい時って最初は覚えてるんだけど徐々に写真を取り忘れるんですよねぇ。
それにしてもステキな夕食でよかったですね。
寒気もこれで吹き飛んだのでは?
Commented by AT_fushigi at 2007-12-12 01:51
tammys04さま
いろいろ教えていただきありがとうございます。
そうです、Coppaです。名前が出てこなくて。
ゴルゴンゾーラのカナッペ(?)はわかりません。ほうれん草のラビオリにはリコッタチーズが入っていました。ニョキのほうは覚えていません。食感がやわらかかったのに少しびっくりしました。
よくイタリア人はマンマの料理が一番といいますが少なくとも生パスタはそうかもしれません。日本でもうどんは男より女が練ったほうがおいしいとも言いますから。
この食事とイタリア人の暖かさで寒気は吹っ飛びました。こういう出会いって大事にしていきたいと思います。
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