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家族旅行2013年08月-北米-グランドサークルー第三日目-セドナへ



[地図等Googlemapsからコピー・編集しました]

デザートビューを最後にグランドキャニオンを去り、セドナに向かいます。2時間半のドライブの予定です。

グランドキャニオンのゲートを出た直後の下り坂で車が止まっています。ゆっくり通ると馬が道路を歩いていたのです。シカや山羊注意の看板は見ましたが、馬が出るとは。近くの牧場から迷って出てきたのでしょうか。
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道路は下ってグランドキャニオンを出ます。
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64号線を進むとコロラド川支流のリトル・コロラド川の小さな渓谷が見えてきます。グランドキャニオンもこの程度から始まったのではないかと想像しました。
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なだらかな山が続きます。
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しばらく行くと89号線との交差点です。この高電圧線が似つかわしくありません。Cameronというナバジョ族の村です。鉱山が多くあったようです。
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89号線を南に下ります。不安定だった天候も晴天になりました。
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フラッグスタッフ(Flagstaff)を抜けホテルの推奨通り89Aを南下します。IS-17という新道もあるのですが渓谷沿いを走る旧道である89Aは景色がアメリカ有数ということでした。木が増えて森林の中を走ります。
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途中で急に九十九折りの道になり一気に台地から渓谷の断崖を降ります。
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これを過ぎると赤い岩肌が見えてきてセドナに近づいたことを知らせます。
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道路はOak Creek(渓谷)に沿ってセドナの町に降りていきます。途中でMidgely Bridge側の駐車場で車を停めます。Creekに注ぎ込む支流の上を橋が通っています。
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Creekの向こうにSchnebly Hillの奇岩が見えます。Merry-Go-Roundと呼ばれているようです。
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支流の向こうにSteamboat Tankと呼ばれる大きな岩があるのですが逆光で写真不可でした。

ホテルはセドナのアップタウンの89A沿いにあります。入口が分かりにくく通り過ぎてUターンしてお店の並ぶ隙間にある入り口から駐車場に車を入れました。
モーテル風です。受付で鍵を貰って外階段から2Fに上がります。
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洗面台も二つある広くて小ぎれいな良いホテルでした。
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ここの売りはバルコニー正面の景色です。ホテルはOak Creekの断崖の上に立っておりバルコニーから180度のRed Rockの眺めが楽しめます。
先ほど見たMarry-Go-Round、左の岩はGreat Thumbとも呼ばれているようです。
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正面はラクダ岩(Camel Rock)と呼ばれているようです。そしてその右に有名なスヌーピー岩(Snoopy Rock)があります。よく見るとウッドストック(Woodstock)が鼻先にいるのが見えるはずです。
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荷物を片づけ、夕日を見にAirport Mesaに出かけます。


[2013.08.11]

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by AT_fushigi | 2013-09-30 06:46 | 出張・旅行 | Trackback | Comments(0)

家族旅行2013年08月-北米-グランドサークルー第三日目-グランドキャニオン・デザートビュー



途中に雨が降り出したのでリパンポイントは諦めデザートビューに車を進めます。
幸い雨が止み雲が切れてきたので見学することにしました。
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直ぐにウォッチタワーが見えてきます。高さは21m、1932年に先住民の住居をイメージして造られました。
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まずはタワーの先の展望台へ。更に先まで行けますが雨の後の土の道だったので安全を考え舗装された展望台で我慢しました。
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ここからコロラド川が良く見えます。雨なので黄土色の濁流です。
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対岸や西は雨が降っているようです。雨の日の景色は写真には向きませんが、太古からの大地の息遣い感じるものがあります。
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東を見ると帽子の様なテラス状の山が。Cedar Mountainです。グランドキャニオンより時代が古いビューとでしょうか。
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雲行きが怪しくなってきたのでタワーに入ります。
1Fはお土産屋やインフォメーションになっています。
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階段があり上ります。無料でした。
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2F 3Fと上がるとホピ族の描いたと言う絵を見ることが出来ます。
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最後の急なな階段を上がると展望階です。
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ここからの眺めがグランドキャニオンでは一番高いそうです。少し高くなりましたか。遠くに雨が降っているのが見えます。
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遠くで雷が鳴って稲妻が走りました。タワーを出るとポツポツ来ました。車に乗る頃にはザーッと降り出しました。


[2013.08.11]

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by AT_fushigi | 2013-09-26 07:44 | 出張・旅行 | Trackback | Comments(0)

家族旅行2013年08月-北米-グランドサークルー第三日目-グランドキャニオン・マーサポイントとGrandView



Yavapai Plazaから5分もかからずマーサポイントの駐車場に停めます。一旦止んだ雨が降りそうなので極力ポイントに近い第一駐車場の近い所に停めました。
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リムに出ると雨の日のグランドキャニオンも良いなという景色が広がっていました。午前中の晴天の景色より迫力あります。太古はこうだったのではないかという思いがします。
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リム沿いに歩くと間近に見えるいつ落ちてもおかしくない絶壁の奇岩。こちらからジャンプして乗っると、ゆっくり倒れていくのを想像してしまいます。
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そしてマーサポイントが見えてきました。右手の岩が落っこちそうです。
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この付近の岩肌はアルミが腐食した様なざらざらした感じです。
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遠くにお約束のコロラド川が削った荒々しい景色が広がっています。Buddah Temple、Bright Angel Canyonが視界にありますが、曇っている方が原始の光景に実在感があるのが不思議です。
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雨なので濁ったコロラド川が渓谷の隙間から見えます。
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プラトーポイントは誰も歩いていないようです。
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東に広がる夕日で有名なBrahma Temple、Zoroaster Temple、Thor Templeもより厳かに感じます。
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午前中見てきた西側のTenple付近はまだ日が射しているようです。
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おや、面白い石のモニュメントです。人が積んだようです。
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これから進む東方向に雲が多いようです。
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ポツポツ着たのでジャンパーの帽子を出して被り車に飛び込みました。
弱いですが小雨が降っていたので一般車が近くまで行けないヤキポイントをパスしてグランドビュー・ポイントに向かいます。

グランドビューポイントは近くまで一般車が入れます。

グランドビューポイントの東にはグランドキャニオン最初のホテルGrandview Hotelが建てられました。
http://grandcanyon.com/grand-canyon-national-park.html
によれば、Peter Berryという人が Horseshoe Mesa銅山の為に今のGrandview Trailを開いきました。そして1897年Grandview Hotelを建設、開業しました。当時は旅行客はFragstaffから馬車で12時間かけて来ていたとのことです。同じころ今のVillageにBright Angel Lodgeが建てられました。しかし、大手が進出してきます。1901年にSanta Fe鉄道がウィリアム-サウスリム間に鉄道を引き、El Tovar建築に着手します。そしてGrandviewHotelは1908年に廃業に追い込まれてしまいました。
で、今はパネルが残っているだけです。いや、ホテルの残骸も見ることが出来るようですが、確認しませんでした。
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下への道がありますが降りなくとも素晴らしい景観です。
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雨がやんだのですが、小さな石くずが岩の上にある余り良くない足場を下ります。
どんどん下りていくと景色が変わっていきます。
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行きついた所は大きな岩の上ですが先っちょに行くには2m位の割れ目を超える必要があり、若い人は一回降りて上っていました。私達は割れ目を見て諦めました。
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でも大きな景色は楽しめました。
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ウラン鉱山と放射線に関して
Grandview Hotelを開業した切っ掛けは銅山でした。このHorseshoe Mesa銅山とリムを結ぶのがGrandview Trailでした。銅山がいつウラン鉱山に変わったのかは不明ですが国立公園管理(NSP)の2003年の報告によればこの鉱山の出土が山積みされており放射能が安全とは言えないと言う報告があります。Trailは出土の縁を通っていました。過去Trailで数マイクロシーベルト/時を観測したと言う報告もあります。
現状がどうなっているかは不明です。Horse Mesa付近は停まらずさっと通り過ぎた方が良さそうです。


[2013.08.11]

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by AT_fushigi | 2013-09-18 13:45 | 出張・旅行 | Trackback | Comments(2)

家族旅行2013年08月-北米-グランドサークルー第三日目-グランドキャニオン・Yavapai Cafeでランチ



ブルールートのバスは巡回していて乗換停留所からEl Tovarホテルの近くの停留所へは行かないのでリム沿いに歩きます。
リム沿いの遊歩道には2つのStudioがあります。といっても写真館兼お土産屋と言った方が良いでしょう。
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Kolb Studio。
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Lookout Studio。
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雲の流れが速いように思います。天気予報の雨予報を思い出しました。
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El Tovarホテルに戻るとハーレー軍団が出発の準備をしていました。
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私達もスーツケースを車に積んで出発です。
ちょっと狭いけれど、サービスが良くホスピタリティあふれる心地よいホテルでした。
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出かける直前に一気に黒雲が広がり車を出した瞬間にポツポツ来ました。
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今日はこの後、Yavapai LodgeのCafeでランチ、Yavapai Lodgeのお土産屋さんとMarketで買い物してマーサ・ポイント(Mather Point)、デザート・ビュー(Desert View)を回ってセドナに向かいます。
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Market Plazaの駐車場に車を停めます。雨もほとんどあがり空にも少し青空が見えてきました。
Yavapai Cafe。Yavapai Lodgeの管理等の裏側で駐車場に面しています。
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12時前なので空いています。キャンティーンスタイルでトレーに料理を取り(メインは盛ってもらいますが)清算します。
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ボイルしたポーク、ハムサラダ。値段それなりの味でしたがランチとして十分でしょう。
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お土産タイム。Lodgeのお土産屋とMarketを見て回りました。
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出発直前に小雨になりました。これからの渓谷見物は雨になりそうです。
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[2013.08.11]

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by AT_fushigi | 2013-09-17 05:47 | 出張・旅行 | Trackback | Comments(0)

家族旅行2013年08月-北米-グランドサークルー番外-グランドキャニオン・ウラン採掘



今回のグランドキャニオンのサウスリム西側散策でここで20-30年前までウランが盛んに採掘され、公園周辺では今でも数か所残っていることを知りました。
サウスリムの鉱山は廃坑になっていると言うことですがそこから放射物質が出たりしているそうです。
観光客の遊歩道では場所によっては自然界の10倍以上のマイクロシーベルト/時オーダーの放射線が観測される場所もあるという情報もあります。。
短時間なので影響は少ないと言うことかもしれませんが怖いと思いました。
グランドキャニオンの旧鉱区の地図が欲しいと思いました。少なくともサウスリム西側の遊歩道のマリコパ・ポイント近辺にはその鉱山後が残っているので避けた方が良いでしょう。レッドルートの無料シャトルバスでパウエル・ポイントかホッピ・ポイントにさっと移動しましょう。他の情報は持っていません。

ところでグランドキャニオンのウラン採掘の問題は今の問題でもあるのです。私は知りませんでしたが下記の様な経緯があり最近の問題です。

2008年6月25日 ロイターHPより
米下院委員会が25日[2008.06.25]、アリゾナ州の観光地グランドキャニオン付近のウラン採掘を3年間停止する決定を20対2の多数決で下した。
グランドキャニオン国立公園から半径5マイル(約8キロ)以内でのウラン採掘要求が最近急増したことを受け、今回の緊急措置が取られた。
採掘停止に尽力した非営利団体(NPO)の公有地アナリスト、ダスティ・ホーウィット氏は「今回の緊急措置はウラン採掘がグランドキャニオンに被害を与えたり何百万もの人々の飲み水を汚染したりすることを防ぐだろう」としている。

2011年04月18日 ロイターHPより
米国を拠点とする環境保護団体「ピュー環境グループ」は15日、米国の西部開拓時代に設けられた法律により、公有地での鉱物の採掘権請求がまん延しているため、グランドキャニオン国立公園を含む自然の宝庫が脅かされていると発表した。
同グループのリポートによると、1872年にグラント大統領(当時)の署名によって成立した採掘法は、外国企業を含む鉱山会社がロイヤリティー(権利使用料)を支払うことなく、公有地から金やその他の金属を採掘することを認める法律だ。これら鉱山会社は、現在でも年間約10億ドル相当の鉱物資源を採掘しているという。[略]
 議会は採掘法の改正を目指したが、その取り組みは09年に行き詰まった。その結果、サラザール内務長官は、ウラン採掘の危機に直面しているグランドキャニオン周辺の約100万エーカーの土地保護のため、手続き開始を余儀なくされた。オバマ政権はこの保護計画をめぐる4つの選択肢について意見を求めており、今夏、判断が下される見通しだ。

2011年6月20日 ロイターHPより
米オバマ政権は20日、アリゾナ州北部の峡谷、グランドキャニオンの周辺100万エーカー(40万ヘクタール)の国有地での新規ウラン採掘禁止措置を6カ月延長することを決めた。同政権は長期的な禁止を目指している。
この日記者会見したサラザール内務長官は、グランドキャニオン近くでのウラン採掘は水の質や観光事業に打撃を与える恐れがあるため延長を決めたと述べた。[略]
内務省は、全域で新規の採掘を20年間禁止するのが好ましいとしている。法律では内務省が禁止できるのは20年だけで、永久禁止措置は議会に諮らなければならない。

2012年1月9日 Router
The Obama administration banned new uranium mining claims around the Grand Canyon for the next 20 years, a move hailed by conservationists on Monday as key to the president's environmental legacy but slammed by opponents as a job-killer.
The decision puts more than 1 million acres of public lands outside the Grand Canyon National Park off limits to all hard-rock mining for two decades, the longest moratorium allowed by law. Existing mining operations would continue.
「オバマ大統領下の内務省はグランドキャニオンの100万エーカーでのウラン採掘を20年の禁止する命令を出した。20年が法律改正を伴わないで禁止できる最長だった」

禁止地区(米国内務省EPAのHPより)
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そして反対派の起こした裁判も棄却されます。

ところが、、、、旧坑を再開する許可に関して裁判が起こっています。それは、オバマ大統領の禁止が新しい鉱山の禁止だからです。この行方を関係者は息を飲んでみているのです。

Grand View Trailの採掘場を調べていたら"Arizona Geological Survey, OFR 11-04, Breccia-PiPe UraniUm mining in the grand canyon region and imPlications for UraniUm levels in colorado river Water"というのがあってグランドキャニオンの採掘場のパイプの位置を記したマップが載っていました。(クリックで拡大可)
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グランドキャニオン・サウスリムを拡大すると3か所あります。
マリコパ・ポイント付近、グランドビュー・ポイント付近とヴィレッジの付近の断崖です。
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グランドユー・トレイルに関しては国立公園(nps)からレポート"The Legacy of the Grand View mine"が出ていてトレイルの近辺に採掘カスが積まれていることが懸念されています。地図にあるトレイルの変更があったのかどうかは確認できていません。懸念があったことだけは知っておいてトレイルにお入りください。
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実はインディアン居住地区は良質のウラン鉱石が出る為先住民を使っての採掘が行われました。広島・長崎の原子爆弾のウランもこの地区から採掘されたものです。グランドキャニオンの東に広がるアリゾナ、ユタ、ニューメキシコ州にまたがる広大な土地で主にナバジョ先住民地区です。モニュメントバレーなども含まれています。
それは飲料水の汚染や大気汚染を引き起こし、住民の健康を害することになりました。冷戦が終わりウランの重要度が減ると鉱区は次々廃止されます。2008年から米国政府は5年間かけての除染を実施します。報告を見ると自然界の10倍以上あったレベルが大きく改善されています。
その対象はSedonaからPageへ北上する89号線の西でグランドキャニオンの東側のキャメロン地区、モニュメントバレー北側、161号線のアリゾナ北側、ニューメキシコのエルモロ国立公園の北(IS-40の北)に鉱山が多いことが分かります。改善されたとはいえ塵芥が散っているのでこの付近をドライブする時は窓を閉めておいた方が良いでしょう。
除染対象鉱区(米国内務省EPAのHPより)(クリックで拡大可能)
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グランドキャニオンの採掘は観光事業に大きく影響します。また、コロラド川はフーバーダムが閉じ込めたミード湖に注ぎ込み800万人の飲み水となって供給されるのです。
福島の問題を抱える日本での報道はどうなっているのでしょう。ロイター日本版からはオバマの20年禁止は探すことはできませんでした。



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by AT_fushigi | 2013-09-15 16:52 | 出張・旅行 | Trackback | Comments(0)

家族旅行2013年08月-北米-グランドサークルー第三日目-グランドキャニオン・サウスリムの雄大な眺望



グランドキャニオン・サウスリムの西側を散策します。
公式サイトから地図を引用します(クリックで拡大可能)。
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ここは無料シャトルバスが走っていて、走っている道路をハーミットロードといい一般車は進入できません。
無料バスはレッド・ルートと言われています。
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バスの中にあった停留所案内です。周回しているように見えますが実際は「Village Rout Transfer」と「Hermits Rest」の往復便です。
東から西、つまりビレッジから西に向かうバスは全ての停留所に停まりますが、反対方向のバスは3つしか停まりません。
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私達はマリコパ・ポイント(Maricopa Point)で降りました。運転手さんが停車する前に指さしてあの小道を行くと良いよと教えてくれました。
停留所にはこのようなバス停標識が立っています。「westbound」と書いてあり西行きのバス停です。逆方向のバスは停まりません。
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マリコパ・ポイントです。朝8時過ぎなのでまだ人がいません。
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絶壁に微妙なバランスで岩がしがみついているように見えます。遠くは朝もやの中です。
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正面の渓谷です。東西に長い渓谷なので朝は陰影がハッキリして、その彫りの深さを感じます。
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リム沿いを歩いてパウエル・ポイントに向かいます。
ここにはJ.W. Powellが最初にコロラド川を下りこのポイントの下を通過した記念碑が立っています。
1969年と1872年に手漕ぎボートで2回の冒険を記念しています。
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景色は先ほどと余り変わりません。サウス・リムの西側の目玉の一つがエジプト神の神殿の名称がついたピークを持つこのテラスの一群です。中央に手前からセトタワー、ホルス神殿、オシリス神殿が縦に並んで見えます。左手に太陽神ラー神殿というピークが見えます。
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東を見ると朝日に靄やる景色が広がります。
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時々遊歩道が切れて短い距離ですがバス通りの端を歩く時があります。バスが追い越して行きました。
ちなみに、当然ですが遊歩道は基本的に舗装されていません。ただ、マリポカポイント付近は舗装されています。これは、ここがウラン採掘鉱があったからでしょう。
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遊歩道に戻ってリムの下を見ていたらリスが出てきました。
リスはよく見かけましたが噛むのと病気を持っているらしく手を出したり近づかないように注意書きも良く見ました。
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ホッピ・ポイント(Hopi Point)の直前にプレートがありました。
「川を見つけてみよう」、コロラド川が見えるはずです。
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肉眼ではなかなか見つかりません。子供が先に見つけました。東(右手)側です。水が濁っていました。
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私達が指さしながら見ていたら、近くの誰かが指さして西(左手)側にも発見。ラフティングボートまで見えました。
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次のプレートは「Diminishing View、Mt Trumbullが見えますか?」。アリゾナ、カリフォルニア、メキシコの汚染大気が南の風で吹き込み遠くが見えなくなっているとのことです。夏がひどいそうです。通常は100マイル以上の眺望がありますがひどい時は18マイル以下だそうです。Mt Trumbullというのが60マイル先にありこれが見えるかと聞いているのです。実際見えなかったと思います。
(プレートには日本語があって「先細りの眺望」???)
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ホッピ・ポントに来ました。この近辺では一番の眺望のはずなのでパノラマにしてみました。娘はiPhoneでパノラマを撮っていましたが私の古いカメラにはそれが無いので...(クリックで拡大)
エジプトの神殿を英語名で入れてみました。
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少し近くなったので遠くMt Trumbullを見ましたが霞んで見えませんでした。夏は大気汚染が無くても水蒸気で厳しいと思います。
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丁度Cliffroseの花盛りで、このポイントあたりに多く咲いていました。
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更に歩いていると大きな鳥が飛んで来ました。近くまで来たのですが間に合いませんでした。飛び去る後ろ姿を捉えました。オレンジの頭部、白い部分のある羽、これが絶滅危惧種、カリフォルニアコンドルだと信じたいと思います。
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姿を追っているともう一羽、つがいでしょうか。しばらく、立ち止まって優雅に飛ぶその姿を眺めていました。
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モハヴェ・ポイント(Mohave Point)です。突き出した岩の上からの眺望を楽しむことが出来ます。
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コロラド川も良く見えます。
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上流の谷も気温が上がって良く見えるようになりました。
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ここまで来ると赤い地層の絶壁を間近に見ることが出来ます。
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拡大するとその迫力が伝わるでしょうか。
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更に進むと下に船と言われる岩が見えてきます。写真左下ですが分かりますか?まさに船です。
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すぐにモハヴェ・ポイントのバス停に着きました。ここは往復のバスが止まるのでバス停は東行き(eastbound)と西行(westbound)き2か所あります。私達は
はwestboundで待ちます。丁度ビレッジ行き(eastbound)のバスが出る所でした。
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時間の関係とまあ余り眺望も変わらないだろうと言うミニ家族会議の結果ピマ・ポイント(Pima Point)はパスしてハーミット・レスト(Hermit Rest)に行くことにしました。

ハーミッツ・レストはハーミット・トレイルの入口となっており岩小屋がありトイレやお土産屋もあります。
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リスを見ながら休憩しビレッジに戻るバスに乗ります。
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[2013.08.11]

次へ(第三日目-グランドキャニオン・Yavapai Cafeでランチ)    [目次]

 
by AT_fushigi | 2013-09-14 09:13 | 出張・旅行 | Trackback | Comments(0)

家族旅行2013年08月-北米-グランドサークルー第三日目-グランドキャニオン・日の出と駅



朝5時過ぎに起きて朝日を頂きます。

実は前の日の天気予報で早朝は雲が掛かり、9時すぎには雨がぱらつくとありました。しかし、家族で唯一の雨男の長男が参加していないので晴れる自信はありましたが。

ホテルを出るとリム(崖)に沿って、木が少なく朝日が隠れないだろうと言う所を探して少し歩きました。5時43分が日出の予定ですが30分前から東の空を眺めていました。日の出見学に最適というYaki Pointに行くこともせずじっと雲の流れや少しずつ明るくなる渓谷を眺めていました。時間が静かに流れていく感覚が、頬を撫でる朝風と共に気持ちよかったです。
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そして、テーブルトップの平原の上に日が昇ります。
時間の経過を楽しんでください。20分の変化です。
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渓谷の色は思ったほど赤くはなりませんでしたが暁の光を浴びていました。
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それまでは涼しいと言うより寒かったのですが日が照りだすと気温が上がっていくのが分かります。


リム沿いにホテルに戻ります。
朝は冷えるので厚着していたのを散歩の為に着替えるためです。

朝のホテルです。
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ホテルの前にハーレーの一群がきれいに整列駐車していました。
昨晩に気が付いていたので宿泊者のものです。
追い抜いたハーレーのツーリンググループです。白と黄色のハーレーを覚えています。女性が2人以上いたのも。
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さて、リムの西側の散歩に出かけます。
現在時刻7時、ホテルチェックアウト11時に間に合うよう3時間半の散歩です。

まず、無料シャトルバスの停留所に向かいます。ホテルの前から右手階段を降りると停留所があるとのことでした。階段の途中でバスが来てしまい乗れませんでした。
停留所を確認するとそこがホテルの住所と同じであることが分かりました。
時間がありそうなので見回すと古い建物がありました。行ってみると駅でした。昔は列車でここまで来て階段を上ってホテルに入っていったのでしょう。
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現役ではないようでした。「歴史的建物」のプレートがありました。
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ホテルと駅です。
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ここはVillage Routeまたはブルールートの停車駅”Train Deopt"です。来たブルールートのバスに乗ってレッドルートへの乗り換え停留所「Hermits Rest Transfer」へ。着いた所は昨晩散歩で引き返した場所でした。バス通りは直線なので歩いても15分くらいでしょうか。

運転手さんに教えてもらった方向に停留所が見えます。このレッドルートつまりHermits Rest Routeの停留所のあるロータリーには一般車は入れません。ゲートです(向こうに乗ってきたブルールートのバスが通り過ぎていきました)。
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[2013.08.11]

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by AT_fushigi | 2013-09-12 15:08 | 出張・旅行 | Trackback | Comments(2)

家族旅行2013年08月-北米-グランドサークルー第二日目-グランドキャニオン・サウスリムとEl Tovarホテル



ウィリアムズからIS-40の下を通ってグランドキャニオン・サウスリムへの64号を北上します。
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途中前方に面白い形の小山が現れました。
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Red Butteと呼ばれているようです。
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間もなく両サイドに木々が増え始めました。
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ハーレーのツアーに追いつきました。
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グランドキャニオン国立公園の入口に来ました(このころカメラの電池がほぼ無くなっていたので取りそこないました)。
他の国立公園同様木の小屋で車を止めると公園レンジャーが窓から顔を出します。
今回は幾つか公園を回るので年間入場券を買いました。80ドルです。券には二人の名前が登録できます。次回からは券とパスポートを見せて入場するようにとのことでした。
ちなみに、一回の入場料は25ドルなので1年間に4回以上入場する必要があります。この料金は車で入場する場合で、他の場合は12ドル/人かかるようです。
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さて、有名すぎるグランドキャニオン。悠久なる時間の流れで出来た地形です。
===== Wikipediaより引用 =====
グランド・キャニオン(Grand Canyon)はアメリカ合衆国アリゾナ州北部にある峡谷である。コロラド高原がコロラド川の浸食作用によって削り出された地形であり、先カンブリア時代からペルム紀までの地層の重なりを目の当たりにできるところでもある。地球の歴史を秘めている価値と共に、その雄大な景観から合衆国の初期の国立公園の一つであるグランド・キャニオン国立公園に含まれている。さらに1979年には世界遺産に登録された。
グランドキャニオンの起源は今から7000万年前、この一帯の広い地域がカイバブ・アップリフトとよばれる地殻変動により隆起したことに始まる。
約4000万年前、コロラド川による浸食が始まる。峡谷は500万年前にほぼその全容を現し、現在見られるような峡谷になったのは、約200万年前である。そして今もなお、浸食は続いており、最古でおよそ20億年前の原始生命誕生時の地層を浸食している。
グランドキャニオンの断崖は平均の深さ約1200m、長さ446km、幅6km~29kmに及ぶ。最深地点は1800m。
===== 引用終 =====

公園を進みます。
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ホテルは泊まってみたかったエル・トバー(ElTovar)ホテルです。
1905年に建築され100周年の2005年に改装されたそうです。グランドキャニオンで最も有名なホテルであり大統領や著名人が滞在しています。ログハウスでありながらホテルの機能をすべて持っていると言われています。
私の興味は改装されたとはいえ100年の歴史あるホテルに滞在することです。運よく直前に予約を取ることが出来ました(経緯は下記)。
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中はまさに木造りロッジです。受付からホテルのレベルが高いことを感じます。昔の上高地帝国ホテルの感じでしょうか。幸い1Fの部屋をアサインしてもらえました。
部屋のカードキーと(現金持たずに)ビレッジ内のお店なら部屋にチャージできる証明書です。後で行くレストランもこれで清算しました。
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部屋はDeluxとは言え狭い所でした。2つのクイーンベッドが入る普通の広さなのですが昨日のラスベガスの大きな部屋と比較してしまいました。後でこのベッドの足もとに予備のベッドを置きます。
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バスが付いていました。この辺が歴史ある豪華ホテルというところでしょうか。
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5時半で日の入りまで2時間あったのでホテルのレストランに行くことにしました。
この時間だと予約なし、待ち時間なしで入れました。

100年前の木造のロッジの雰囲気をそのまま保っているレストランです。
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ただし、メニュー、サービス、テーブルセッティングなどは街のレストランと変わりません。
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お皿はEl Tovarの紋が描かれていました。
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私達は野菜サラダをシェアし、お勧めのマヒマヒ、ニジマス、きのこステーキから選びました。
美味しいパンでした。
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ワインはソービニョン・ブランを頼みました。
きりっと冷えたワインが来ました。
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サラダと可愛い山羊の模様の取り皿です。
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メイン。それぞれ美味しい料理でした。
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実は入る時山のレストランだから簡単に1時間で済まそうと言って入ったのですが気がついたら日の入り15分前になっていました。
大急ぎでチェックし外に出ました。大誤算です。


案の定、丁度日が沈む所でした。
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隆起した平原が削られて溝になった所なので夕日が当たるのは沈む前です。
渓谷は既に闇に暮れかけています。壮大な夕日を見損なってしまったようです。
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渓谷は東西に削られているので、溝の中央付近の岩にはまだ夕日が当たっていました。
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マジックアワーの気持ちのいい時間帯となりました。さわやかな風に当たりながらリム沿いに散歩することにしました。
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静かに暮れていく渓谷を見ながら時間の流れを感じます。
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しばらく歩くと、ホテルがブルーモーメントの空に浮かび上がっていました。
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渓谷も闇に沈んでいきます。
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見上げればくっきりした三日月が高く上っていました。
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風が強まり寒くなってきたのでホテルに帰りました。多くの人が散歩したり岩の上などに佇んだりしてこの時間を楽しんでいました。

この後、ホテルのバーで飲んで寝ました。


ホテルの予約に関して;
6月末に予約した時は10月まで公園内のどこのロッジも満室でした。ホテルの人からキャンセルが入るのが30日前が多いと聞いていたので30日前に予約サイトを調べると唯一Maswik Lodgeに空き室が出来ていたので予約を入れました。
この予約の時キャンセル待ち登録はできないと言うのでそれから何度か電話しました。ちなみに公園内の宿泊はXanteraというところが全部仕切っています。その時、El Tovarは昔のホテルなので部屋は狭くStandardは2人まで、家族はDeluxかSuiteと言われました。可能性が限られているのです。(また、渓谷が見下ろせるのはテラスのある3つのSuitだけだそうです)
そして3日前、運よくDeluxが空いたとのことでした。ただしエレベータ無しの3Fだと。料金は350ドルと高めでした。

ナビに関して:
日ごろ使っているGAMMINという携帯型のナビに目的地毎の行き先を旅行前に登録して使っていました。ところがグランドキャニオン・ビレッジは歩いて回れる程の広さですが予約時にもらったホテルの住所ではナビに正確な位置を入力できませんでした。モニュメントバレーもそうですが入力に工夫が要りました。
Google Mapsでホテルの名前で位置を確認し、駐車場の位置をGAMMIN上に乗っているストリート上で登録しました。そのストリートは住所とは違っていました。理由は後で分かるのですがこれにより問題なく駐車場に到着しました。

[2013.08.10]

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by AT_fushigi | 2013-09-10 05:33 | 出張・旅行 | Trackback | Comments(0)

家族旅行2013年08月-北米-グランドサークルー第二日目-ルート66の町、セリグマンとウィリアムズ



キングマン(Kingman)でI-40に乗ります。インタステート40号(州間高速道路)です。
この高速道路は有名なルート66(国道66号)を置き換えた高速道路です。東名と国道1号あるいは東海道の関係でしょうか。
Wikipediaより引用
===== 引用 =====
国道66号線(こくどう66ごうせん、U.S. Route 66)は、1926年に創設されたアメリカ合衆国の国道であった。単にルート66(Route 66)とも呼ばれていた。全長は3,755km(2,347マイル)。イリノイ州シカゴとカリフォルニア州サンタモニカを結んでいた。同国南西部の発展を促した重要な国道であったが、1985年に州間高速道路の発達によりその役目を終え、廃線となった。
===== 引用終 =====
Wikipediaからルートを示します。イリノイ、ミズーリ、カンザス、オクラホマ、テキサス、ニューメキシコ、アリゾナ、カリフォルニア州を通っています。カンザスはかすっていると言うべきでしょうか。
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ルート66と言うとスタインベックの『怒りの葡萄』とナット・キング・コール等の歌うジャズ曲、テレビドラマが有名でしょう。
怒りの葡萄ではこの道路は「マザー・ロード」と記され、今でもマザー・ロードはルート66の別名で使われています。

1985年の廃止の後、各地でノスタルジックな活動が始まります。1987年にアリゾナで「Route 66 associations」が設立され各州に広がって言います。「National Scenic Byways」の申請や各地に「Historic Route 66」が設定されます。

「ルート66」をハミングしながら66マイルでI-40進むと幾つかルート66沿いの街があります。
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キングマン(Kingman)から昔のルート66に乗れるようですが時間の関係でセリグマン(Seligman)とウィリアムズ(Williams)に寄りました。
セリグマン。昔のガソリンスタンドがお土産屋になっていたので覗いたりしました。昔のアメリカの物がいたる所においてあります。
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軟弱にもルート66は取らずにI-40に戻り車を進めます。途中、貨物列車とすれ違いました。
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周りに岩が増えてきました。
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ウィリアムズ。ここでは丁度クラシックカーの展示をしていました。ルート66の片側に往年の車が並べられ見学の人々でごった返していました。どの店も66で溢れていました。
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古いもの、郷愁のアメリカに浸りたい人にお勧めの町でした。私達の目を楽しませてくれました。
ウィリアムズの町を抜けるとそのままグランドキャニオンへの道に接続しています。
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[2013.08.10]

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by AT_fushigi | 2013-09-08 10:20 | 出張・旅行 | Trackback | Comments(0)

家族旅行2013年08月-北米-グランドサークルー第二日目-フーバーダム



ラスベガスの朝です。
昨晩は遅かったので朝はゆっくりです。
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朝8時なのに既に眼下のホテルのプールには陽のあたる所に日光浴や水浴を楽しむ人がいます。
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ホテルをチェックアウトしようとすると大きなホテルのことレセプションには大勢の人が行列を作っています。困った顔をして見回すとiPadを持った女性が近づいてきて領収書をe-mailで受け取るので良ければiPadで清算できると言うのでお願いしました。5分くらいで清算し駐車場へ。

昨晩の夕食が遅かったので、ブランチを途中のドライブインでもということで出発です。
ラスベガスの市内を抜けボルダーシティ(Boulder City)に入り端、娘が「A&Wだ」と。そこで遅い朝食にします。と言ってもハンバーガーです。
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写真のシボレーが私達の車です。フルサイズという普通サイズの2.5Lです。サスペンションが柔らかいのとパワーが無いのに驚きました。
閑話休題
沖縄で食べたことがあると言う娘のお勧めのバーガー・セットをオーダーしました。飲み物はやはりお勧めのルートビアです。
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テーブルには誰もいませんでしたが後からフランス語を話している親子が入ってきました。写真を取っていたので観光客でしょう。
地元の人らしいお客はドライブスルーかテイクアウト("To-Go"と言う)です。
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さて、A&Wを出て少し行った所にスーパーがあったので一週間分のお水やらお菓子やらを買って一週間のグランドサークルの旅も準備万端、出発です。


ボルダーシティーを出てしばらくすると湖が見えてきます。フーバーダムによって出来たミード(Mead)湖です。
間もなくフーバーダムへ案内板が出てハイウェイを降ります。この道は片道1車線ですが昔の国道93号線(US-93)です。今の国道93号線は立派な橋が掛かる真っ直ぐなハイウェイですが、昔はここからフーバーダムに下りて、ダムの上を通り、また上ると言う交通の難所でした。つまり、昔の国道93号線は今は観光道路というわけです。
ところでダムはフーバーダム、大統領はフーヴァーとWikipediaでも違う記述をしています。私は子供のころから慣れ親しんだフーバーダムを使います。大統領はフーヴァーです。

案内に従って進むと何とセキュリティチェックがありました。停車し窓を開けると係官が窓からのぞきます。パスポートを提示しようとすると行けと言う指示です。HPによれば9.11の後に取られた処置だそうです。それによればラゲージ(大型荷物)を積んだバスは通れないようです。

ヘアピンカーブを降りるとダムが見えます。ダムの上は道路になっていてそれを渡ります。ダムを過ぎて少し上った所に無料駐車場があったので止めました。
ここからダム湖の近くの崖の上まで歩きます。ダムの湖側が良く見えます。
ダムの中心から向こうがネバダ、こちらがアリゾナ州です。4つの塔は取水塔(口)だそうです。
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Wikipediaで完成当時のダムの写真に底からそびえる取水塔が写っています。
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ダムの後ろにコロラド川を堰き止めたミード湖が細長く続いています。
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ダムまでここから歩いても良いのですが結構距離があるのと暑かったのでダムの側にある有料駐車場へ。ネバダ・アリゾナ両側にありますが家族の希望でにお土産屋があるネバダ側の駐車場に入れました。駐車料金は7ドルでした(これはアリゾナ側も同じ)。

まず駐車場を出ると落成記念のモニュメントがあります。ノルウェー生まれの米国に帰化した彫刻家Oskar J.W. Hansenの作品です。長い羽根を持った2人の像と国旗掲揚ポールです。
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横断歩道を渡ってダムの湖と反対側を歩きます。風が強いので帽子や持ちモノが飛ばされないよう注意が必要です。
高圧電線鉄塔の勇壮なこと。
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水圧に耐えているダムが見えます。高さ221m、長さ379mだそうです。底の一番底の部分の厚さは200mだそうです。
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ダムの中央辺りに下に降りるエレベータがあります。そこにはフーバーダムのプレートがあり、歴史などを刻んだプレートもありました。
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ダムの上から下流を見ると発電所や放流口が底の方に見えます。
また、911の後セキュリティーと交通難所の解消を目的に造られたのが前方の美しい橋、Mike O'Callaghan-Pat Tillman Memorial Bridgeです。日本の大林組が受注したとのことです。ちなみに、安全のため橋を通る車からはダムは見えない設計になっているそうで、後で通りますが実際見えませんでした。橋からダムを見るにはセキュリティポイントの裏から橋に上り、橋を歩いて行くことで可能だそうです。
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取水塔に取りつけられた時計が見えます。太平洋標準時間(PST)のネバダと山岳地帯標準時間(MST)であるアリゾナのです。面白いのはネバダは夏時間を取っているのにアリゾナは取っていないので1時間違う標準時間なのに同じ時間を指していることです。もちろん夏時間が終わればネバダ時間は1時間戻され、1時間の時差を生じます。つまり、ダムの中央で時間が1時間違うことになるのです。
分が違うのは御愛嬌というかアメリカらしい大雑把さです。
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ダムの上を端まで歩き、反対側を戻ります。
駐車所に着くとお土産屋に。
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さて、これは何でしょう。駐車場の岩にあったオブジェです。ではなく、噛んでいたガムを皆が貼り付けていったのでしょう。色とりどりなので芸術品のようです。
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フーバーダムですが、私が小学校の頃はニューディールの象徴として習た記憶があります。ニューディール政策はフーヴァー大統領(任期1929年3月4日~1933年3月4日)と間違えそうでした。
実はこれは嘘なのです。ルーズベルト大統領(任期1933年3月4日~1945年4月12日)はこのダム建設を支持し開所式にも出席しましたが彼が描いた政策にはフーバーダムはありませんでした。テネシー川のプロジェクトと勘違いされたのではないかと言われています。

フーバーダムは洪水被害をたびたび起こす暴れ川コロラド川の治水と水と電力の利水の両面から1900年ごろから計画されました。1902年にロサンジェルスの電力会社の提案の中に現在のフーバーダムの位置も含まれていました。しかし当時の技術では遠くまで電力が遅れず計画倒れに終わります。その後米国内務省開拓局が今より上流のBoulder Canyonにダムを作ることを検討する中、現在のBlack Canyonが候補として有力となります。そして、1922年に何故か「Boulder Canyon Project」として提案されます。
1927年のミシシッピーの洪水や1928年に入ってのSt. Francis Damの崩壊など起きる中1928年暮れにクーリッジ大統領は「Boulder Dam Project」にサインします。1931年にSix Companiesという6つの会社の共同体が受注し工事が始まります。
契約に従いダム工事の労働者の町が造られます。それが今のBoulder Cityとなります。
難工事の末1935年にルーズベルト大統領を招いて落成式が行われ、1936年に政府に引き渡されました。112人の犠牲者と言われています。

さて、このダムはフーバーダムと呼ばれていますがこの裏には物語があるのです。
1928年の認可が下りた時は「Boulder Dam」と呼ばれていました。1930年にウィルバー(Wilbur)長官が現地を訪れた際、大統領の名前を取ってフーバー(Hoover)ダムと呼びこれが名称として使われるようになります。
工事が始まって間もなく1933年の大統領選でフーヴァーが破れルーズベルト大統領になるとイッキス(Ickes)長官は「Boulder Dam」と呼ぶよう命令を出します。1935年のルーズベルト大統領も出席した開所式では「Boulder Dam」と呼ばれました。
しかし、実際には両方の名前が使われました。
フーヴァーは大恐慌の政策で失敗しましたが退任後、特に第二次大戦での政治活動は評価され遂に1947年フーバーダムの名称が議会で承認されたのでした。

このダムは完成当時は世界の第2位の大きさを誇っていましたが今はもっと大きなダムが建設され20位以下になっています。しかし、このダムは大型ダムの先駆けとなったダムでニューディール政策のテネシー川流域開発公社(TVA)の成功へと繋がります。
このダムの貯水量は約352億トンで、日本語Wikipediaによれば日本中のダムの貯水量を集めても250億トン、琵琶湖が280億トンというのだからその量のすごさが分かります。

お土産を買ってグランドキャニオンへの道を急ぎます。来た道を戻り新しい国道93号に乗り、先ほどダムから見たMike O'Callaghan-Pat Tillman Memorial Bridgeを渡ります。

フーバーダム地図。ダムの東西の端の近くの駐車場は$7、他は無料です。
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[2013.08.10]

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by AT_fushigi | 2013-09-02 03:41 | 出張・旅行 | Trackback | Comments(0)