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家族旅行2011年12月-欧州-南イベリア半島-第二日目-コルドバ・花の小路



世界遺産は「コルドバ歴史地区」でメスキータ以外にローマ橋、旧ユダヤ人街が登録されています。

メスキータを出てその旧ユダヤ人街を少し散歩しました。旧とつくのは、この街はユダヤ人やキリスト教徒を許容したイスラム王朝の後ウマイヤ朝時代に形成されたのですが、キリスト王国によってユダヤ人は迫害追放されたからです。
今も当時の町並みを残す旧ユダヤ人街は、敵の侵入を困難にする迷路のような曲がりくねった狭い小路が入り込んでいます。小路の両側にはパティオがある白壁の家が並び、その白壁には色とりどりの花のポットが飾られています。

前に散歩したことがあるので「花の小路」の周辺だけを散歩しました。
世界遺産に登録される以前はゴミが散らかっていた町も、猥雑な感じの雰囲気は残っているものの大分きれいになりました。
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花の小路は人気スポットで数十メータの袋小路です。人気なのは白い壁と花です。花の小路に入ろうとすると向こうに多くのカメラを構えた人を見ることになります。
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それは、そこから小路の向こうにメスキータの尖塔が立っている写真が撮れるからです。
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小路の行き止まりは噴水があり、パティオのある家や土産物屋がある小さな広場になっています。
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花の小路に入る道の両側はレストランやみやげ物屋が並んでいましたが冬の午前中で静かでした。
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しかし、少し離れると生活感のある、日本の路地に入り込んだような感覚になります。これが旅に来たという気持ちを高めます。
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また、気持のよいパティオもいくつかありました。
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さて、先を急ぐためメスキータまで戻って駅までのタクシーを探すことにしました。お昼に近かったので途中にBurger KingがあったのでQuck Lunchとも思ったのですが、夕方のアルハンブラを見るために駅に急ぐことにしました。
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Burger Kingから直ぐのところで、メスキータに観光客を運んできたタクシーを捕まえました。石畳の狭い道をガタガタ進みます。
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駅に着くと丁度スペイン新幹線がついたところでした。
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駅のカフェで簡単にLunchを済ませました。
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急いで、駅横のバスセンターの地下のレンタカーの駐車場に向かいます。ブルーのルノーです。
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傷の写真を撮って出発です。今日は夕暮れから夜のアルハンブラを楽しんでグラナダに泊まる予定です。
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[2011.12.30]

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by AT_fushigi | 2014-05-13 04:11 | 出張・旅行 | Trackback | Comments(0)

家族旅行2011年12月-欧州-南イベリア半島-第二日目-コルドバ・メスキータ、カテドラル



「13世紀にレコンキスタによってカスティージャ王国がコルドバを再征服すると、コルドバの巨大モスクはカトリック教会の教会堂に転用される。
最終的には16世紀、スペイン王カルロス1世(神聖ローマ皇帝としてはカール5世、ただしスペイン国内ではカルロス5世とも呼ばれる)の治世にモスク中央部にゴシック様式とルネサンス様式の折衷の教会堂が建設され、現在のような唯一無二の不思議な建築物として成立を見た。」[Wikipedia]

出典ははっきりしませんがいくつかのBLOGに建築許可を出したにカルロス1世の話が載っていました。市民等の大反対にもかかわらずメスキータを見たことも無かったスペイン王カルロス1世は建設の許可を与えてしまうのですが、初めてコルドバを訪れたとき、破壊されたメスキータを目にして「どこにでも造れる聖堂のために、世界にひとつしかないものを破壊してしまった」と後悔したという話が伝えられているそうです。

さて、北の翼廊(transept)から入ります。入り口は紅白のアーチです。
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祭壇です。マホガニーでできているそうです。
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祭壇の反対側の身廊(transept)です。モスクの中にあるためでしょうか側廊はありません。
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オルガンがありました。天井も高く装飾は幾何学的で美しいです。
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南の翼廊から中央交差部(crossing)のドームを見上げます。素晴らしいメスキータに負けないよう装飾が施されています。
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建築に250年も掛ったそうです。以前来た時はこんなに明るくなく装飾もくすんでいたので良い印象はありませんでしたが世界遺産登録に向けて修復したのでしょう。

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大聖堂(カテドラル)の外にいくつかのチャペルがあります。
Chapel of St. Paul (右)と Royal chapel (左)
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Villaviciosa Chapelです。礼拝者が増えて拡張部として作られたようです。天井が木組みです。
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立派なのがミフラーブの隣室のChapel of Sant teresaです。
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その奥の宝物殿です。
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最後に南東隅のParish of the Tabernacleを回って出ました。
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モスク部とカテドラル部と分けてみるのがお勧めです。
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[2011.12.30]

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by AT_fushigi | 2014-05-05 16:56 | 出張・旅行 | Trackback | Comments(0)

家族旅行2011年12月-欧州-南イベリア半島-第二日目-コルドバ・メスキータ、モスク



メスキータはイスラム教モスクとキリスト教大聖堂が混在しています。
まずはイスラム王が造成したモスク部分を回ります。中央に大聖堂があるのでその周りを回るのです。
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スペイン地中海の明るい空から中に入場すると暗くて目を慣らす必要があります。目が慣れるにつれ無数の赤と白の縞模様のアーチが目に入ります。このアーチはいくつあるのでしょう。
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アーチは2段(2重)になっています。アーチの上にアーチがあるのです。メリダにあるローマの水道橋を参考にしたといわれています[Wikipedia]。高い天井にするためこの2段アーチ構造にする必要があったようです。
良く見ると赤い部分は筋が入っています。これは薄いレンガ板を重ねたものです。白い部分は石灰岩です。
また、良く見るとアーチを支える円柱は色々な種類のものであることに気がつきます。これは光の加減ではなく、この円柱が各地から集められた、略奪されてきたためだそうです。様々な長さの柱だったので短いものに合わせたので高さを得るため2段構造になっているのです。

しばらく北壁に沿って(入って右手方向)進むと明かりが差し込んできます。天井が木の枠組みです。軽量化のためでしょうか。
また、天井からつるされた照明は教会のものだと思います。
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北東の入り口から西側の壁まで来ました。ここはいくつかの小部屋が並んでいます。そして外への扉があります。王家諸侯のためでしょうか。
この辺りまでは最初のモスクを建造したアブド・アッラフマーン1世とその継承者アブド・アッラフマーン2世の時代のものです。
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その一つはキリスト教の祭壇になっていました。
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西壁に沿って進むと後ウマイヤ朝の全盛期を築き上げたハカム2世によって増築された部分に入ります。
アーチ群の向こうにモスクの一番大事な場所が見えてきます。メッカのカーバ殿の方向を示すキブリ壁(muro Kibli) です。このエリアのアーチは幾何学模様が施された凝ったものになっています。
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キブリ壁に輝いているのがイスラム教のシンボル、ミフラーブ(聖龕)という窪みです。その入り口や内部は徴密で豪華な黄金とカラフルな色の装飾が施されています。圧倒されます。
アラビア風の模様を囲むようにある入り口の外周のアラビア文字はコーランの教えでしょうか。
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その隣に天蓋があり王家の祈りの場だったそうです(天蓋全体の写真は取れていなかった)。細かい幾何学模様の繰り返しの天井の模様もアルハンブラに負けないくらいです。
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建物の壁に沿って一周しモスク部分を見学後、建物の中央にあるキリスト教会の部分に向かいます。
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[2011.12.30]

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by AT_fushigi | 2014-05-02 11:45 | 出張・旅行 | Trackback | Comments(0)