行ってみたい美術展-~複眼リアリスト~ 諏訪敦絵画作品展


先日(3日)、家人がつけっ放しにしたTVから、美術展紹介のような番組が流れてきました。番組は「新日曜美術館」(NHK教育テレビ、日曜日午前9時~10時)です。番組ではロートレックの紹介があり、家人はサントリー美術館の展覧会の参考にしようと見ていたようです。最後の15分の「アートシーン~展覧会情報」というのが流れ出したところでした。
そこで諏訪敦絵画展覧会が紹介されました。早速、WEB検索。

~複眼リアリスト~ 諏訪敦絵画作品展
  佐藤美術館
  平成20年1月17日(木)~2月24日(日)(月曜日、祝日の場合は翌日休館)
  10:00~17:00/(金)~19:00
   一般:500円 学生:300円
  概要
    新世代の作家諏訪敦の最新作を含む全貌を、佐藤美術館全館に展示網羅。

財団法人佐藤国際文化育英財団・佐藤美術館
〒160-0015 東京都新宿区大京町31-10
Tel:03-3358-6021

諏訪敦のWEBサイトには作品Galleryがありますが、現代アート作品が並んでいます。写真のような作品に違和感ある方もいらっしゃるでしょう。
でも、興味があります。時間があったら行ってみたいです。

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(http://homepage3.nifty.com/sato-museum/exhibition/index.htmlより)
# by AT_fushigi | 2008-02-11 23:31 | 美術鑑賞・博物館 | Comments(0)

レストラン(日本-和食)-東京(新橋)-京味-正月から贅沢


2月の3連休久しぶりにゆっくりです。

まずは1月に行った食事の報告から。まず、是非報告しなければいけない特別なレストランから。

久しぶりの大贅沢。1月に「京味」で夕食を楽しみました。2週間以上前のことを写真を見ながら思い出していますのであいまいなところもあります。

京味
東京都港区新橋3-3-5
Tel: 03-3591-3344
日祝休

ミシュラン3つ星を拒絶してから予約が取り難いと聞いていたのですが1月だったからでしょうか一ヶ月前に予約できました。京味は名前のとおり京風で、お任せしかありません。何が出てくるのか楽しみです。

お店は入ってすぐ右に4人位の個室、奥に9席のカウンターです。7時に伺った時は満席でした。

まずは定番の食前酒(アペリティフ)、30年物という噂の梅酒です。その後は、最初からお酒です。こういう本格的にお任せで和食を楽しむときは日本酒で終始するのが無難ですし、楽しめます。ビールを頼んで最初の料理でしまったという経験もあります(実際先日大阪で起きました)。フランスやイタリアではレベルの高いレストランではビールは置いていないことが多いのも同じ理由からでしょう。最初から日本食、フレンチ、イタリアンらしい料理しか出ないからです。
お酒は特別純米酒「飛切り」です。飛騨の天領酒造のお酒です。前に書いたJALのビジネスクラスのお酒、純米大吟醸「天領」の酒蔵です。「飛切り」は温燗でも美味しそうな豊潤な辛口です。
「飛切り」 特別純米
   蔵元:天領酒造
   所在地:岐阜県下呂市
   酒度:+4、酸度:1.5 、アルコール度:15-16%
   酵母:-、米:ひだほまれ、精米歩合:60%

まずは「お雑煮」でした。ちょっとしたサプライズです。丸餅と野菜・人参、里芋、大根が白味噌仕立てされ、まったりしたお味でした。
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先付け「海胆重ね焼き、子鮎、煮蛸、おなます、菜の花おひたし」。子鮎は氷魚(ひうお)とも言い琵琶湖の厳冬期に独特の漁法で取られますが、名前の由来は体が氷のように透き通っているからです。本もろこと同様漁獲量が減っており今のうちに味わっておきたいと思っています。ただ、塩焼きだったか、焼き浸しだったか思い出せません。
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最初に「ドン!」と「松葉蟹」。焼きと茹で、両方楽しみます。焼きの湯気と口に入れるときの広がる香ばしさ、少し水分の取れた蟹肉の食感を楽しみます。茹では口に広がる甘いジューシーな身を何も言わずに堪能しました。火の入れ具合が絶妙なのでしょう、五感を満足させてくれました。
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次は穏やかに「芽芋の炊いたん」。唐芋(とうのいも、海老芋)の茎が芽芋。芋茎(ずいき)というのかと思って聞いたらそうではないといわれちょっと混乱。「はすいも」の茎ではないよということと今は推測しています。芽芋と言うべきなのでしょう。葛を引いたお汁は出汁のうまみたっぷりで、くたっと煮た芽芋の歯ごたえと相まって心地よい食べ応えでした。
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次の「ドン!」は「河豚の白子塩焼き」。料理が置かれた瞬間からいい香りが漂います。産卵期前の1月2月は白子が一番美味しい時期です。口のなかで暖かくとろっと流れるとき幸せを感じます。塩加減もよくお酒を含むと最高の組み合わせ(マリアージュ)です。カボスかスダチが添えてありましたが日本酒が有るならそのままの方が楽しめます。
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揚げ物「白魚の天麩羅」。手前は細アスパラの素上げだったと思うのですが写真でも分かりません。いずれも、そのまま頂きました。
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お造り「鯛、ひらめ、鮪」。ひらめの独活の芽に巻いた物もありました。カワハギの肝醤油とわさび+醤油で楽しみました。カワハギの肝醤油はそのまま残してお酒で最後までキュッとやりたかったですが、会話中にさっと持っていかれてしまいました(同じ経験をすぐ大阪でまたしてしまいます。こういう場合会話より物の確保に努めたい)。鮪が出たのには少しびっくりしました。
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椀物「ぐじと大根、ゆず」。半透明の大根の下にほのかに紅いぐじが見えます。とにかくお出汁が美味しかったです。大根とお魚の相性はいい。濃い魚の出汁の浸みた大根を口に入れたとき日本人だなあと感じました。
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焼き物「伊勢海老の鬼殻焼き+菊蕪」。あまり記憶していないのですが幽庵焼きだったかもしれません。板長さんの目の前で食べていたのですがお客様が帰られたのでお見送りに行かれたからです。
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炊き合わせは「ふろふき大根と鴨」。ふろふき大根は大好物です。鴨の冶部煮風が乗せてあります。冬の二重奏を楽しみます。
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〆は定番、「鮭ハラス御飯」と香の物。板場で鮭を焼き始めるとそろそろだとわかります。ぱりぱりの皮が載っていてこれが美味しいです。京料理ですから香の物もたっぷり楽しめます。
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最後のデザートは定番のような「葛切り」と今日は「わらびもち」。
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この後会話で料理の余韻を楽しみます。帰りは皆さんに外まで送っていただきました。

最高の料理ともてなしで大満足です。板場では若い衆を入れて10名近くの料理人が忙しく動き回り、ご主人が目を配っています。ご主人の朴訥とした話し方も好ましく、時間の経つのを忘れます。
料金は私にとっては外食費3回分です。非日常的な時間を過ごすことはできますので何回かの外食を我慢しても行く価値はあります。何でもそうですが、一流を知っておくのは将来の自分のためになると思います。


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# by AT_fushigi | 2008-02-10 22:58 | レストラン | Comments(4)

東京も4度目の雪が降り始めました、と思ったら


東京でも雪が降りはじめました。西の方では既に降っているようです。明日の朝までに平野部で3cm、山間部で15cm降るとの予報です。
写真では写らないくらいの小粒のぱらぱら雪です。道路で車が通ると舞っているので相当温度が低いのでしょう。
と、庭で発見。モミの木の傍にクロッカスが芽を出していました。
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今年もかわいい花が楽しめそうです。毎年この芽を見ると春の訪れとともに一年経ったんだなあと感じます。
# by AT_fushigi | 2008-02-09 13:27 | 日々徒然 | Comments(2)

ビジネスランチ-東京ビッグサイト・リストランテ・トレヴィ

ビジネスランチも写真がある場合のみ報告します。

リストランテ・トレヴィ

東京都江東区有明 3-21-1
東京ビッグサイト 会議棟8F
Tel: 03-5530-1221
(ビッグサイト事務所03-5530-1340)
月曜休、イベント開催日オープン

展示会で出かけました。当然ですが展示会に来た人で埋まっています。ここは少し単価が高いので他に比べ空いています。
景色は席によりますがウォータフロントから渋谷方面までぐるり見えます。この日は富士山も見えました。
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ビッグサイトで食事場所の選択肢が他にあまり無いのでこのレストランは込みます。大事なことは12時前か1時後に行くこと。この日は12時ちょっと前に行って2組待ちでした。
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ここの2,100円のパスタのAランチはいまいちなので2,500円のBランチを頼みます。

  秋鮭のマリネ モザイク野菜とケッパー添え(日替わりスープとの選択)、
  本日の海の幸料理・アコウ鯛(確か)のムニエル(お肉との選択・なんだったけなあ)
  サラダ・ジェラート・焼きたてパン・コーヒー

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こんなものでしょうというお味。悪くは有りませんでした。パスタやスープを頼んだ人はやはり不満そうでした。サービスもまあまあでした。
価格帯からするとビッグサイトで食事をすることになった時便利に使えます。
# by AT_fushigi | 2008-02-08 23:08 | レストラン | Comments(0)