2011年4月-アルフォンス・ミュシャ美術館

  
神戸で親戚の結婚式があり、関西空港にその朝に海外出張から帰国しました。式は午後からだったので、前から行きたかったミュシャ美術館に行ってきました。
「生誕150年記念 アルフォンス・ミュシャ展」で作品のほとんどは全国巡回中ということは知っていたのですが良い機会なので訪れました。

ちなみに「生誕150年記念 アルフォンス・ミュシャ展」は昨年4月岩手を皮切りに、東京都三鷹市、北九州市、高崎市、堺市と巡回し、4月9日(土)からいわき市立美術館の予定でしたが東北地方太平洋沖地震により中止となり、次は5月28日(土)~6月23日(木)金沢21世紀美術館で開催されます。私は三鷹市でのこの展覧会を鑑賞しに行きたかったのですが、機会を逃しています。

■ 美術館

「アルフォンス・ミュシャ館」(堺市立文化館)
-- Address: 〒590-0014堺市堺区田出井町1-2-200 ベルマージュ堺弐番館2F~4F
-- Phone: 072-222-5533
-- 開館時間: 9:30~17:15
-- 休館日月曜日(休日の場合は開館)、休日の翌日(翌日が土・日曜日、休日の場合は開館)、年末年始
-- 入場料:一般 500円、高校生・大学生 300円、小学生・中学生 100円
-- 最寄り駅: JR阪和線「堺市」駅下車徒歩約3分
-- HP: http://www.sakai-bunshin.com/mucha.php
-- [概要] HPから
    アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)は、19世紀末から20世紀初頭にかけて
    花開いたアール・ヌーヴォーの代表的画家です。ミュシャは、チェコで生まれ、パ
    リの舞台女優、サラ・ベルナールのポスターを制作して一躍有名になりました。
    ミュシャの作品はしなやかな曲線と美しい色彩が特徴で、チェコやビザンティンな
    どの装飾様式のほか、日本美術の要素もみられます。また、『明星』や『みだれ
    髪』などを通じて日本にも大きな影響を及ぼしました。
    アルフォンス・ミュシャ館では、ミュシャの初期から晩年期にまでわたる作品を展示
    し、生涯にわたる創作活動を紹介しています。

企画展「きれいなミュシャ、怖いミュシャ」
-- 2011年3月26日(土)~7月10日(日)
-- [概要] HPより
    今回は、ポスターや素描、油彩、書籍等から約80点の作品を取り上げます。描か
    れた物語やモティーフの怖さ、また同時代の芸術傾向を踏まえながらも、きれい・
    怖いという2つの対照的な視点から、ただ美しいだけではないミュシャの魅力に迫ります。
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■ アクセス

さて、関西空港からJR阪和線快速で「堺市」駅へ。40分前後でした。ここから徒歩3分。
エスカレータが無く階段をコロコロを持ち上げて改札口へ上ります。
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改札口を出て右手に案内が。
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駅を出ると陸橋です。そこから目指すベルマージュ堺のツインビルが見えます。
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陸橋の途中に案内が。
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案内にしたがって進むと文化館の入り口です。
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大好きなミュシャの絵のポスターです。
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実は文化館には「アルフォンス・ミュシャ館」、「与謝野晶子文芸館」にギャラリーで構成されています。「与謝野晶子文芸館」は堺市出身の与謝野晶子の軌跡や作品を展示してありこちらもじっくり見てきました。
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入場券とパンフレット。
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■ 図録

図録は無く、一般のリーフレットがあるというので200円で求めました。
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■ 感想等

どうしてこのような有力コレクションがここにあるのか疑問に思っていました。パンフレットなどには記載されていませんが、美術館には説明がありました。絵のコレクターでチェコ文化交流最高勲章が授与された土居氏の寄贈とありました。
帰宅後ググってみるとWikipedia「アルフォンス・ミュシャ」に関連記事がありました。引用です。

「「カメラのドイ」の創業者である土居君雄が、ミュシャの知名度がさほど無かった頃から個人的に気に入り、本業の商品の買い付けや商談の為に渡欧する度に買い集めた。また、ミュシャ子息のジリ・ミュシャとも親交を結び、彼の仲介によってコレクションの中核が築かれた。1989年には、土居にチェコ文化交流最高勲章が授与されている。土居が1990年に他界すると遺族は相続放棄 し、1993年、土居夫妻が新婚時代に居住したことのある堺市に寄贈された。」

ミュシャは挿絵など小品も多いのですが、やはり大型のポスターなど本物を見ると迫力があります。本物を見るとそのよさが倍加します。
今回期待していなかったが、好きな作品の一つである「月」「宵の金星」「明けの金星」「北斗七星」のシリーズや縦2m近いサラ・ベルナールの芝居ポスターを鑑賞することができました。素敵です。

本当に、一度チェコ・プラハのMucha Musiumを訪れてみたい。



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by AT_fushigi | 2011-05-05 13:44 | 美術鑑賞・博物館 | Trackback | Comments(2)
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Commented by junko at 2011-05-05 19:02 x
Ciao ATさん
ミュシャ私も好きです
へ――堺市にね――
一度訪れてみたいものです

カメラのドイの土居さんを見ならい
皆さんお金もうけだけでなく、こういう文化的貢献もしてくれるといいのにね
Commented by AT_fushigi at 2011-05-05 22:35
junkoさん
コメントありがとうございます。
ミュシャはテニスプレーヤーのイワン・レンドルがやはり蒐集家として知られています。彼による彼のコレクションからのミュシャ選集を持っています。
ミュシャの精緻な絵には不思議な力があります。心安らかになると同時に昂揚感があります。美しい女性、優美でありながら精緻な構図、世界中のファンを唸らせてきました。
是非機会がありましたらミュシャ美術館に訪れてみてください。関空と大阪を結ぶ阪和線の堺市駅の直ぐそばです。
カメラのドイは土居君雄一代で潰れたためにこの美術館があるともいえます。なんとも言えません。
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