中国出張2010年09月(II)-第一日目-ロシア大統領を見ずに王府井へ行く

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天安門を出ると正面が人民広場ですが随分賑わっています。横に長い大きなディスプレイが輝いています。
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傍の地下道を通って人民広場にわたりました。午後5時半ですが多くの人が歩いています。

公安の車がゆっくりですが走っていて、警察官や軍人が多く出ています。
要人が来るのは直ぐ分りました。国旗を見るとロシアです。
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メドベージェフ大統領かプーチン首相だろうと期待してしばらく待ちましたが動きがありません。周りの人も飽きてきて座りますが直ぐに公安が来て立たせます。立つのも辛くなり20分ほどで諦めました。

今日の夕食は平凡に王府井と決めていたのでその方向に歩きました。6時過ぎに着いて気がついたのですが天安門から続く広い通りに車が一台もいません。要人訪問の規制開始でしょう。
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王府井へ曲がります。
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広い通りから狭くなるあたりで左折すると猥雑な街に。「王府井小吃街」です。
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小さなお店が連なっています。
何とも言えない匂いの中、人でごった返しています。
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これが、有名な串にいろいろ差したものを揚げてくれるお店。店頭に並ぶはこれも有名な蠍の串。生命力が強いのでハサミや足が動いています。お腹を壊した人の話を聞いていたので残念ながらパス。
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さて、夕食は中国人が行ってくれない有名店「全聚徳」です。北京ダックの元祖です。
ミーハーの日本人である私たちは中国人スタッフのいないこの時とばかりに行くことにしたのです。
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実際店に入っても外国観光客ばかり目立ちます。
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日本語、英語、中国語のメニューを見ながら注文。

つまみにアヒルの舌でビール。
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海鮮の料理はダメでした。それはそうかも。
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きのこのスープ。
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さて、北京ダック。
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まず、油が抜けた皮を砂糖で食べることを勧められます。これはダメ。気持ち悪くなります。
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お肉は普通でした。ちょっと水っぽかったかも。
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ダックの番号を持ってきてくれますが...同行者に差し上げました。

北京在住のスタッフが行きたがらない理由が分かりました。もっと美味しい料理を出す店がいくらでもあるのです。ここでなければいけないという理由は無いのでした。私もみなさんにはお勧めしません。

後で、オリンピック以降環境に配慮してかまどで焼くことが禁止され電気やガスで焼くことになったのだと聞きました。それもあって北京ダックは不味いのだそうです。日本の北京ダック並みになったと冗談とも思えないようなことも言っていました。

真相はともかく私はもうこの店に来ることは無いと思いました。

夜の天安門のイルミネーションです。
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[2010.09.26]

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by AT_fushigi | 2011-09-04 01:13 | 出張・旅行 | Comments(2)
Commented by shinn-lily at 2011-09-05 13:56
12,3年前、ここでペキンダックを食べた時は感激しましたが。
何故って、日本だとペキンダックって包んでくれて、それをひとつ食べるだけでしょ、ここでは思い切り食べられました。
ペキンダックしか食べなかったのですが。

北京、こんなに明るくなかったし、イルミネーションもなかったな・・・時代はどんどん移っていくのですね。
Commented by AT_fushigi at 2011-09-05 22:24
shinn-lilyさま
コメントありがとうございました。
あまりネガティブなことは書きたくないのですがここはちょっとひどいです。特にガイドブックに出ているような有名店ですからちょっと書いてしまいました。私たちが行った日が悪かったわけではなく中国人も同じ意見でしたので...
実はこのお店は北京ダック以外はダメだというのは昔から有名なのだそうです。また、記事にも書きましたが窯でじっくり焼く方法が煙が出て環境悪化の原因と言うことで2008年のオリンピックで禁止になったそうです。なのでじっくり焼いた感じではなくなって不味くなったと言っていました。また、200人も入るレストランにしたことも味が落ちた原因かもしれないとも。
12、3年前なら美味しかったのでしょう。そして北京ダックだけというのも正解でした。
私の場合中国スタッフはここに行きたいと言っても有名店で人が多いという理由で連れて行ってもらえませんでした。今回理由が分かったわけです。
さらに言うと日本人が北京に来ると北京ダックと言うのは有名と言うことでした。もっといくらでも美味しい物があるのにと言うのが中国人の感想だそうです。また庶民の味という感じだそうです。
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