東福寺駅に着いたのが午後3時半になってしまいました。駅付近も人が疎らでした。 15分掛からないくらいで臥雲橋に着きます。ここは人だかりです。紅葉の谷間の向こうに通天橋が見える撮影ポイントです。 橋はベトナムや中国にある屋根付きです。その中は撮影する人で一杯でした。 まだ緑の木と紅葉の盛りの木が織りなす彩がとても美しい景色でした。全面紅葉でなくても楽しめます。 拝観受付時間終了まで20分ほどでの入場です。閉門が午後4時30分なので小一時間あります。今回は通天橋からの紅葉に絞ることにしました。 列に並ばずに拝観券(400円)を買うことが出来ました。 Wikiから引用すると「臨済宗東福寺派大本山の寺院。今なお25か寺の塔頭(山内寺院)を有する大寺院である。」「この地には延長2年(924年)に藤原忠平によって建てられた藤原氏の氏寺・法性寺の巨大な伽藍があった。嘉禎2年(1236年)、九条道家(摂政)は、この地に高さ5丈(約15メートル)の釈迦像を安置する大寺院を建立することを発願、寺名は奈良の東大寺、興福寺の二大寺から1字ずつ取って「東福寺」とした。」 東福寺のHPには案内図があって、洗玉澗という渓谷をまたいで「臥雲橋」「通天橋」「偃月橋(えんげつきょう)」がかかっています。元々僧侶が往復するのに便利なように造られた橋だそうです。 さて、看楓です。 順路は洗玉澗に下り、対岸を上って開山堂へ、戻って通天橋というコースです。開山堂は省略でき、上ったらすぐ通天橋に行くこともできます。 入ってすぐの洗玉澗に下りる北斜面はまだ紅葉とあおもみじが織りなす美しさです。 谷を渡り南斜面の上ります。それは美しい紅葉一色になりました。 上って目につくのが赤い八角形の愛染堂です。愛染明王を祀ってあって、煩悩の多い修行僧を悟りに導いてくださるそうです。 開山堂に向かいます。屋根付きの回廊です。鬼飾りも特徴的です。 残念ながら、常楽庵客殿(普門院)、塔司寮(書院)、裏門の保存修理工事のため開山堂はきれいな写真になりませんでした。その前の手入れの行き届いた庭山です。奥に開山堂が写っています。 戻って通天橋に向かいます。途中で見えた方丈の後姿です。 さて、通天橋から見た臥雲橋方向の洗玉澗の紅葉はさすがに美しくうっとりです。何十枚と写真やビデオを撮りましたがどれを選んでいいのか迷います。ただ、よくインターネットで見る風景とも言えます。 午後4時30分になったので後ろ髪を引かれる思いで出口に向かいます。 本堂が夕日で朱に染まっています。 屋根の上に特徴ある姿の経堂も朱に染まっています。 臥雲橋に戻るとすごい人で混雑していました。 夕日に染まる紅葉が印象的です。 暗くなってきたので行くかどうか迷ったのですが、予定通り歩いて伏見稲荷に向かうことにしました。 [2019.11.17] 開始 前へ(第一日目ー宇治・宇治神社、宇治上神社) 次へ(第一日目ー伏見稲荷) [この旅行の目次] 出張・旅行記事一覧 : 2007年-2012年 2013年-2017年 2018年-
by AT_fushigi
| 2020-05-16 18:54
| 出張・旅行
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