レストラン(日本-和食)-東京(新橋)-京味-正月から贅沢


2月の3連休久しぶりにゆっくりです。

まずは1月に行った食事の報告から。まず、是非報告しなければいけない特別なレストランから。

久しぶりの大贅沢。1月に「京味」で夕食を楽しみました。2週間以上前のことを写真を見ながら思い出していますのであいまいなところもあります。

京味
東京都港区新橋3-3-5
Tel: 03-3591-3344
日祝休

ミシュラン3つ星を拒絶してから予約が取り難いと聞いていたのですが1月だったからでしょうか一ヶ月前に予約できました。京味は名前のとおり京風で、お任せしかありません。何が出てくるのか楽しみです。

お店は入ってすぐ右に4人位の個室、奥に9席のカウンターです。7時に伺った時は満席でした。

まずは定番の食前酒(アペリティフ)、30年物という噂の梅酒です。その後は、最初からお酒です。こういう本格的にお任せで和食を楽しむときは日本酒で終始するのが無難ですし、楽しめます。ビールを頼んで最初の料理でしまったという経験もあります(実際先日大阪で起きました)。フランスやイタリアではレベルの高いレストランではビールは置いていないことが多いのも同じ理由からでしょう。最初から日本食、フレンチ、イタリアンらしい料理しか出ないからです。
お酒は特別純米酒「飛切り」です。飛騨の天領酒造のお酒です。前に書いたJALのビジネスクラスのお酒、純米大吟醸「天領」の酒蔵です。「飛切り」は温燗でも美味しそうな豊潤な辛口です。
「飛切り」 特別純米
   蔵元:天領酒造
   所在地:岐阜県下呂市
   酒度:+4、酸度:1.5 、アルコール度:15-16%
   酵母:-、米:ひだほまれ、精米歩合:60%

まずは「お雑煮」でした。ちょっとしたサプライズです。丸餅と野菜・人参、里芋、大根が白味噌仕立てされ、まったりしたお味でした。
c0153302_22382562.jpg

先付け「海胆重ね焼き、子鮎、煮蛸、おなます、菜の花おひたし」。子鮎は氷魚(ひうお)とも言い琵琶湖の厳冬期に独特の漁法で取られますが、名前の由来は体が氷のように透き通っているからです。本もろこと同様漁獲量が減っており今のうちに味わっておきたいと思っています。ただ、塩焼きだったか、焼き浸しだったか思い出せません。
c0153302_2239649.jpg

最初に「ドン!」と「松葉蟹」。焼きと茹で、両方楽しみます。焼きの湯気と口に入れるときの広がる香ばしさ、少し水分の取れた蟹肉の食感を楽しみます。茹では口に広がる甘いジューシーな身を何も言わずに堪能しました。火の入れ具合が絶妙なのでしょう、五感を満足させてくれました。
c0153302_2239275.jpg

次は穏やかに「芽芋の炊いたん」。唐芋(とうのいも、海老芋)の茎が芽芋。芋茎(ずいき)というのかと思って聞いたらそうではないといわれちょっと混乱。「はすいも」の茎ではないよということと今は推測しています。芽芋と言うべきなのでしょう。葛を引いたお汁は出汁のうまみたっぷりで、くたっと煮た芽芋の歯ごたえと相まって心地よい食べ応えでした。
c0153302_22395414.jpg

次の「ドン!」は「河豚の白子塩焼き」。料理が置かれた瞬間からいい香りが漂います。産卵期前の1月2月は白子が一番美味しい時期です。口のなかで暖かくとろっと流れるとき幸せを感じます。塩加減もよくお酒を含むと最高の組み合わせ(マリアージュ)です。カボスかスダチが添えてありましたが日本酒が有るならそのままの方が楽しめます。
c0153302_2241597.jpg

揚げ物「白魚の天麩羅」。手前は細アスパラの素上げだったと思うのですが写真でも分かりません。いずれも、そのまま頂きました。
c0153302_22415161.jpg

お造り「鯛、ひらめ、鮪」。ひらめの独活の芽に巻いた物もありました。カワハギの肝醤油とわさび+醤油で楽しみました。カワハギの肝醤油はそのまま残してお酒で最後までキュッとやりたかったですが、会話中にさっと持っていかれてしまいました(同じ経験をすぐ大阪でまたしてしまいます。こういう場合会話より物の確保に努めたい)。鮪が出たのには少しびっくりしました。
c0153302_22434127.jpg

椀物「ぐじと大根、ゆず」。半透明の大根の下にほのかに紅いぐじが見えます。とにかくお出汁が美味しかったです。大根とお魚の相性はいい。濃い魚の出汁の浸みた大根を口に入れたとき日本人だなあと感じました。
c0153302_2244143.jpg

焼き物「伊勢海老の鬼殻焼き+菊蕪」。あまり記憶していないのですが幽庵焼きだったかもしれません。板長さんの目の前で食べていたのですがお客様が帰られたのでお見送りに行かれたからです。
c0153302_22445816.jpg

炊き合わせは「ふろふき大根と鴨」。ふろふき大根は大好物です。鴨の冶部煮風が乗せてあります。冬の二重奏を楽しみます。
c0153302_22462719.jpg

〆は定番、「鮭ハラス御飯」と香の物。板場で鮭を焼き始めるとそろそろだとわかります。ぱりぱりの皮が載っていてこれが美味しいです。京料理ですから香の物もたっぷり楽しめます。
c0153302_2247485.jpg
c0153302_22472271.jpg

最後のデザートは定番のような「葛切り」と今日は「わらびもち」。
c0153302_2251017.jpg

この後会話で料理の余韻を楽しみます。帰りは皆さんに外まで送っていただきました。

最高の料理ともてなしで大満足です。板場では若い衆を入れて10名近くの料理人が忙しく動き回り、ご主人が目を配っています。ご主人の朴訥とした話し方も好ましく、時間の経つのを忘れます。
料金は私にとっては外食費3回分です。非日常的な時間を過ごすことはできますので何回かの外食を我慢しても行く価値はあります。何でもそうですが、一流を知っておくのは将来の自分のためになると思います。


レストラン一覧へ    [Blog TOP]
by AT_fushigi | 2008-02-10 22:58 | レストラン | Trackback | Comments(4)
トラックバックURL : https://atxfushigi.exblog.jp/tb/8202963
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Commented by シエステ at 2008-02-29 02:50 x
素敵な情報を有難うございます。
敷居が高く、飛び込めない私に写真をつけてそのすばらしさをお伝えくださり、学びのために行こうと思います。
Commented by AT_fushigi at 2008-03-02 01:46
シエステ様
訪問ありがとうございます。すばらしいお店でした。是非行かれるといいと思います。また、京都、大阪と地域を広げるともっと色々素敵なお店があると思います。
Commented by MIJP-Akase at 2008-08-03 20:57
美味しそうですね。。機会があれば是非行ってみよう。
Commented by AT_fushigi at 2008-08-09 10:34
MIJP-Akaseさま
コメントありがとうございます。東京ミッドタウンは時々利用しています。六本木に行くと足が向きます。そうそう東京新国立美術館に行ったときは必ず行ってます。
京味は値段は高いですが、東京にある数少ない関西風和食のお店です。是非お試しあれ。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
<< 行ってみたい美術展-~複眼リア... 東京も4度目の雪が降り始めまし... >>