2009年 06月 04日 ( 1 )

観劇2009年04月-KABUKI-歌舞伎座


大いに遅れた報告ですが...急いで...いまさらですが記録として残したいので...

4月は歌舞伎座昼の部と御園座夜の部に出かけました。
まずは歌舞伎座の報告。仁左衛門と玉三郎を目当てに出かけました。

この日は深夜便で香港出張。4時の幕引、8時の出発便です。特に東銀座から羽田へ直行便があるので余裕でした。

■ 公演・演目と役者

歌舞伎座さよなら公演、「四月大歌舞伎」
-- 通し狂言 伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)
      花水橋/橋之助、染五郎
      竹の間・御殿/玉三郎、福助、孝太郎、歌六、仁左衛門
      床下/吉右衛門、三津五郎
      対決・刃傷/仁左衛門、歌六、染五郎、彦三郎、吉右衛門
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■ 幕前

いつもの歌舞伎座のたたずまい。
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■ 筋書

1,200円(歌舞伎会員で1,100円に)。表紙は伊東深水の「春宵」(施基さんの指摘です)。
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■ あらすじ (” ”は歌舞伎美人から引用」)

 ”江戸時代に実際に起こった伊達家のお家騒動を劇化した名作を、歌舞伎座さよなら公演にふさわしい豪華配役でご覧頂きます。”

「花水橋」
 ”奥州の大名足利頼兼(橋之助)は廓通いの帰りがけ、お家乗っ取りを企む悪人たちに襲われますが、力士の絹川谷蔵(染五郎)によって救われます。”
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「竹の間」
 ”その後、頼兼は身持ち放埓のため隠居を命じられ、足利家は頼兼の子の鶴千代が相続することとなりましたが、仁木弾正を始めとする悪人たちは、鶴千代の命を奪おうと暗躍しています。そんな中、鶴千代の乳人政岡(玉三郎)は、我が子の千松と共に、若君の身を懸命に守っています。そこへ弾正の妹八汐(仁左衛門)を始め、沖の井(福助)、松島(孝太郎)らが現れ、八汐は政岡を追い落とそうとしますが、失敗してしまいます。”
 玉三郎の正岡は凛とした姿はさすがで見とれてしまう。仁左衛門の八汐は意地の悪そうな表情など大いに沸かせた。

「御殿」
 ”やがて政岡は鶴千代と千松のために自ら御膳の用意をし、ふたりの空腹を満たします。ここへ侍女澄の江(新悟)が現れ、山名宗全の奥方栄御前(歌六)の入来を告げます。栄御前は鶴千代への見舞いと称して、毒入りの菓子を勧めるので、鶴千代に危機が迫ります。その時、千松が飛び出して菓子を口にするので、八汐は悪事が露見しないよう千松を殺すのでした。
 一方、栄御前は、政岡が若君と千松を取り替えたと勘違いし、足利家横領を企む悪人たちの連判状を渡し、御殿から去って行きます。ひとりその場に残った政岡は、一命を賭して若君を守った千松を褒めつつも、その死を嘆き、滂沱の涙を流します。そして政岡は我が子の仇である八汐を討ち果たしますが、一匹の鼠が現れ、連判状を奪い去ってしまいます。”
 千松が八汐に殺されるところでは子役が上手で涙を誘う。その後の正岡の悲しみを抑えた演技に目が離せない。結局戻ってきた八汐を打って話は閉じるのですが、栄御前の連判状を渡す場面と仁木弾正が化けた鼠が連判状を奪うところは唐突で歌舞伎らしい。
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「床下」
 ”御殿の床下で荒獅子男之助(三津五郎)が、先ほどの鼠を捕らえますが、取り逃がしてしまいます。実はこの鼠は仁木弾正(吉右衛門)が妖術で姿を変えたもので、弾正は中空へ消えていきます。”

「対決」
 ”足利家のお家騒動は、幕府の評定所で裁かれることとなり、仁木弾正、大江鬼貫(由次郎)らの悪人たちと、渡辺外記左衛門(歌六)、渡辺民部(染五郎)、山中鹿之助(高麗蔵)、笹野才蔵(松江)ら忠臣たちが管領山名宗全(彦三郎)の前に集います。しかし弾正に味方する宗全は、悪人方に有利な評決を下します。そこへ細川勝元(仁左衛門)が駆け付け、今日の評決を宗全に問い質し、忠臣を装う弾正をやり込めると、外記左衛門たちを勝訴に導きます。”
 仁左衛門の勝元の裁きが見物。一旦下った評決を引っくり返すやり取りが痛快で面白い。吉右衛門の悪者・仁木弾正もふてぶてしい顔が生きている。

「刃傷」
 ”やがて弾正は、外記左衛門に斬り付けますが、民部の助力もあって外記左衛門が止めを刺します。そして虫の息となった外記左衛門に、勝元は鶴千代の家督相続を許した幕府からの書面を与えて、その働きを褒め称えるのでした。”
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■ お弁当

入り口近くで売っていた穴子飯。持って歩いているうちにずれた様だ。
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[観劇・コンサート]
by AT_fushigi | 2009-06-04 17:15 | 観劇・コンサート | Trackback | Comments(4)